資格名

英語応対能力検定

資格の種類

民間資格

主催者

株式会社学びUPアップコミュニケーションズ(旺文社、カシオ計算機、毎日新聞社による共同事業会社)

資格試験の概要

【ご案内】
2017年3月にスタートした英語応対能力検定ですが、2022年9月の第17回試験をもって終了することとなりました。

当検定は訪日外国人の増加に伴い、英語応対の必要に迫られている業界の皆様や東京オリンピック・パラリンピックでボランティアを希望される方々などを対象に展開してきました。しかしながら、今般のコロナ禍の影響で訪日外国人数がピーク時の99%減になるという事態に陥り、試験を取り巻く環境が一変してしまいました。インバウンドの回復が見通せない中、これ以上の事業継続は難しいとの判断に至りました。
  2022年1月31日 株式会社 学びUPコミュニケーションズ

2020年の東京オリンピック・パラリンピック開催に向けて、インバウンド市場が急速に拡大しています。訪日外国人は2017年には2800万人を超えましたが、英語で案内や接客ができる人材の不足は顕著で、需要は非常に高まっています。しかし、これまで日本の小中高の英語教育では英会話に重点を置いた教育はあまり行われていなかったため、英会話に苦手意識を持っている日本人は少なくありません。そんな日本人の英語力を向上すべく誕生したのが英語応対能力検定です。
2017年3月に第1回試験をスタートしたまだ新しい検定試験ですが、この検定試験では、いろいろな場面で実際に使われている英語や会話シーンが試験問題として出題されることで、実践的な英語力を勉強でき、身に付けることができます。




一般の街中場面のほかに、販売、宿泊、飲食、鉄道、タクシーなど業種別試験の実施が最大の特徴で、それぞれの場面で必要な英語力を4段階でレベル評価します。接客業の方だけでなく、日常的なコミュニケーションに必要な英語力を身につけたい方にもおすすめの試験です。
英語応対能力検定の一番の特徴は、接客の場面で何よりも大切な「聞く」、「話す」を評価の中心にしていることです。訪日外国人4000万人時代が目の前に迫り、世界の共通語である英語での応対能力が強く求められています。訪日外国人に応対する場面で必要な内容を適切な英語を使って必要な案内やサービスができるかなど、基本的な「おもてなし英語力」を、聞く力と話す力に重点を置いて勉強でき、また評価されます。

※現在、協賛団体は98社となっています(2019年8月現在)

合格率・資格難易度

難易度
  「C」  やや易しい   

【資格の難易度レベル】
英語応対能力検定は、接客や接客業、日常的なコミュニケーションを念頭にした英語力を測る試験なので、聞く、話すという、自分の気持ちを伝えることに重きを置いているため、英語に苦手意識のある人でも難易度はそれほど高くは感じないかも知れません。ただ、業種別試験では 宿泊業界、鉄道業界などそれぞれの業種特有の単語も多いので、ある程度の業界知識は必要になります。また、英語応対能力検定は「学力測定型」でなく、実践的視点の「実力・現場力測定型」の検定と表現されているように、英検などに比べるとより実践的な試験になりますので、実務経験のない学生の方などには少し分かりにくく感じる部分があるかもしれませんが、難しい試験ではありません。

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・合格率 
  合否なし(判定形式は上からA,B,C,D)

※総評として、a判定と判定された場合は、日本に訪れた外国人への対応が十分に行えるレベルだと評価されます。レベルとしては、中学終了から高校中級程度の英語レベルとなっています

受験対策・学習法ほか

英語応対能力検定は、英語を「聞くこと」、「話すこと」の二つに特化した検定試験であるため、実際に英語を話すことを想定した各種のシチュエーションと、それに合った試験内容で構成されており、「学力測定型」でなく、実践的視点の「実力・現場力測定型」ということで、実践型の勉強には大変役立つ試験です。特に、宿泊業界や販売業界、鉄道業界などに就職を目指している人には、英語での接客の即戦力というアピールポイントになるため、大変役立つ試験なので有効に活用すべきだと思います。リーディングとリスニングは選択問題ということもあって、解答は難しくありませんので認定教材があれば十分足ります。注意が必要なのはスピーキングだけだと思います。

受験対策としては、基本的には認定教材を十分に集中してやっておけばクリアできます。英語を話すことが得意な人には少し物足りないかも分かりませんが、”英語で話した”経験があまりない人には認定教材を使って勉強したほうが「聞く」と「話す」のレベル別の学習が選択できるため、外国の方のおもてなしを効率的に勉強できると思います。

受験資格

誰でも受験できます。

試験方式

●iBT(Internet-based Testing)方式
  パソコンでの受験方法  スマートフォン・タブレットでの受験方法
※スピーキング試験では録音があります。
●試験時間
 ・試験時間:約55分(リーディング→リスニング→スピーキングの順)
 ・問題数:計 67問
 ・配点:3カテゴリで145点満点(計67問)
     〇リーディング35点(28問)
     〇リスニング50点(31問)
     〇スピーキング60点(8問)
 ・採点基準
    リーディング・リスニングは○×の自動採点
    スピーキングは録音した内容を、試験官が当検定基準で評価します
●試験の種類(6種類)
  ・業種別( 「販売」「宿泊」「飲食」「鉄道」「タクシー」)
  ・一般 (「街角」での応対を想定)
●総合判定
総合判定は、「知識」「理解」「応答」それぞれの習熟度をA~Dの4段階で評価し、「応答」の評価を最も重視して総合的に出されます。

試験科目

「販売」、「宿泊」、「飲食」、「鉄道」、「タクシー」の各業種別と、街中での外国人への対応力を問う「一般」の6種類の試験があります。

 

スケジュール

・試験実施
  3月、6月、9月、11月(年4回)
・申し込み方法
  公式ホームページより申し込む
※複数の業種の申し込みもできますが、それぞれに申し込みが必要です。
・試験結果の発表
 それぞれの試験期間終了後、1カ月以内に「結果レポート」がマイページにアップされます。
※試験はマイページにログインして、「受験する」をクリックして開始します。
 最初に注意が書いてあるので、よく読んでから開始すること。

2021年度英語応対能力検定試験日程(第11~16回)
     試験は終了しました。

試験会場

・特定の会場はありません。
 インターネットに接続できれば、自宅など、どこでも受験可能です。

受験料

6,500円 (税別)

問い合わせ先

(株)学びUPアップコミュニケーションズ 英語応対能力検定事務局
 ※旺文社、カシオ計算機、毎日新聞社による共同事業会社
URL: https://otai-kentei.com/

※受験に関する問い合わせ
・ナビダイヤル:0570-024011
・メール(個人受験)https://otai-kentei.com/contact/personal.html

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