資格名

ウェブデザイン技能士 
※試験名「ウェブデザイン技能検定」

資格の種類国家検定制度
主催中央職業能力開発協会(JAVADA)
資格の概要

「ウェブデザイン技能士」は、国家資格である技能検定制度の一種で、指定試験機関が実施するウェブデザインに関する学科及び実技試験 (ウェブデザイン技能検定) に合格した者を指します。
技能検定制度は、労働者の技能と地位の向上を図ることを目的に、昭和34年度から実施され、職業能力開発促進法に基づき行われています。「ウェブデザイン」職種は2007年4月時点に追加され、現在は137職種に関する検定試験が運営されています。技能検定の目的は、あくまで労働者の技能を公証するものですが、技能士の資格は合格者でなければ「技能士」と名乗ることは出来ない名称独占資格になっています。これまでの技能士の累計では、延べ約661万人が技能検定を受検し、延べ約296万人が合格して技能士となっています。  
検定制度の概要(厚生労働省)

「ウェブデザイン」、は高度な技能や専門的知識を持った人材の確保がますます重要となっていることを背景に、2007年度に技能検定を実施する職種に追加されました。
等級区分は1級から3級まであり、関連国際規格等に基づき、ウェブデザインに関する実務能力を評価します。
webデザインやシステム構築、セキュリティ対策などwebサイトの利用・設計・制作・運用に関する幅広い知識を実技と学科試験で評価する内容となります。
WEBデザインやセキュリティー、作業環境まで幅広い能力を測るウェブ業界唯一の国家検定です。
※Webデザインの検定には、この国家検定の「ウェブデザイン技能士」と、民間のCG-ARTS協会が認定する「Webデザイナー検定」があります。Webデザイナー検定は、Webデザインに必要なコンセプトから、デザイン、運用までの多様な知識を測る試験で、出題範囲もインターネットの基礎からコンセプト・構造といった制作準備からWebページを構築するための技術や運用、知的財産権といった幅広いものとなっています。
また、この検定はデザインの総合誌「MdN」から公認されているほか、ACPA(NPO実務能力認定機構) からも認定されている試験です。 ⇒Webデザイナー検定

(参考)Webデザイナー
Webデザイナーの仕事は多岐に渡りますが、基本的には発注元やディレクターからきたページの設計図を元に、コンセプトやターゲットに合わせたページ制作を行い、校正を経た後、発注先にページを納品することです。
仕事に必要なスキルは、主に「デザイン」と「カラー」の知識です。デザインは、イラストレーターやフォトショップなどのグラフィックソフトを使用して作成します。デザインを習得するには、レイアウトやカラーなどの本を参考にしたり、本格的にスクールや講座で学ぶこともできます。また、Webデザインの場合は、チラシなど紙のデザインと違って、デザインした後、ブラウザで正しく表示させるための「コーディング」という作業があります。このコーディングには「HTML」や「CSS」という言語の知識が必要になります。

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試験方式

●各級とも学科試験と実技試験の2構成になっています。
 ・筆記試験(マーク方式):多肢選択法・真偽法形式
 ・試験時間
  1級:学科90分/実技180分/ペーパー実技60分
  2級:学科60分/実技120分
  3級:学科45分/実技60分
 ・合格基準 
  学科:筆記試験(マーク方式)「多肢選択法」「真偽法」形式/70点以上(100点満点)
  実技:課題選択方式/70点以上(100点満点:但し、試験要項に示す各作業分類において配点の60%以上の得点を得ること)
※「学科試験」、「実技試験」両試験の合格の他に、いずれかのみ合格の一部合格があります。
※また、実務経験者においては、その内容と年数により、一部又は両試験の受検が免除されます。各等級における免除対象者と免除範囲は、ウェブデザイン技能検定受験案内のページよりご確認下さい。

受験資格

各等級の条件のうち、いずれかひとつに該当していれば受検できます。

●1級
【実技試験】
・1級の技能検定において、学科試験に合格した者(※1)
【学科試験】
・7年以上の実務経験(※2)を有する者
・職業高校、短大、高専、高校専攻科、専修学校、各種学校卒業又は普通職業訓練修了(※3)後、5年以上の実務経験(※2)を有する者
・大学(※3)卒業後、3年以上の実務経験(※2)を有する者
・高度職業訓練修了(※3)後、1年以上の実務経験(※2)を有する者
・2級の技能検定に合格した者であって、その後2年以上の実務経験(※2)を有する者
●2級
・2年以上の実務経験(※2)を有する者
・職業高校、短大、高専、高校専攻科、専修学校、各種学校卒業又は普通職業訓練修了(※3)した者
・大学(※3)を卒業した者
・高度職業訓練(※3)を修了した者
・3級の技能検定に合格した者
●3級
・ウェブの作成や運営に関する業務に従事している者及び従事しようとしている者
※1:当該実技試験が行われる日が、学科試験の合格日より2年以内である場合に限る。
※2:実務経験とは、ウェブの作成や運営に関する業務に携わった経験のことである。
※3:学校卒業、訓練修了については、卒業あるいは修了した該当科に協会が定めたウェブの作成や運営に関する科目等が含まれると協会が認めたものに限る。

試験科目

●学科試験(1級から3級まで試験科目は共通。範囲は各級によって異なる)
1.インターネット概論 2.ワールドワイドウェブ(WWW)法務 3.ウェブデザイン技術 4.ウェブ標準 5.ウェブビジュアルデザイン 6.ウェブ インフォメーションデザイン 7.アクセシビリティ・ユニバーサルデザイン 8.ウェブサイト設計・構築技術 9.ウェブサイト運用・管理技術 10.安全衛生・作業環境構築

●実技試験( 1級から3級まで試験科目は共通。範囲は各級によって異なる)
・ウェブサイト構築
1.ウェブサイト設計・計画
2.ウェブサイトデザイン
3.ウェブサイト運用管理
※出題範囲は級別の学科・実技毎に試験要項にて示されています。
詳しくは、試験要項ページ試験細目(PDF)をご覧ください。

スケジュール

●級別試験実施時期と地域
・第1回:3級 5月中旬/東京、大阪、福岡
・第2回:2級、3級 6月下旬/全国主要都市
・第3回:1級学科、2級、3級 10月中旬/全国主要都市(1級学科は東京、大阪、福岡)  
・第4回:1級実技、2級、3級 2月下旬/全国主要都市(1級実技は東京のみ)

平成30年度第1回~4回Webデザイン技能検定試験スケジュール
第1回試験(2級・3級)
・試験日:平成30年5月27日(日) 
・受験申請受付:平成30年4月2日(月)~ 平成30年4月16日(月)

試験会場

・1級学科:東京、大阪、福岡  
・1級実技:東京
・2級:宮城、埼玉、東京、神奈川、愛知、大阪、岡山、福岡、沖縄
・3級:北海道、宮城、埼玉、東京、神奈川、愛知、大阪、岡山、広島、福岡、佐賀、沖縄

受験料

・1級 学科: 7,000円  実技: 25,000円 (合計32,000円)
・2級 学科: 6,000円  実技: 12,500円(合計18,500円)
・3級 学科: 5,000円  実技: 5,000円 (合計10,000円)
※1級の実技試験には、ペーパー実技の受検手数料が含まれます。
※学科・実技共に免除(両側免除)にて申請をされる場合、受検手数料は2,000円です

資格難易度

●難易度  
  2級 「B」普通    
  3級 「C」やや易
●合格率  
  平成29年度第4回 ウェブデザイン技能検定試験結果 ⇒詳細
   3級 合格者数 433名 合格率70.2%  
   2級 合格者数 82名 合格率49.4%
   1級 受験者数 11名 合格者数 9名 合格率 81.8%

※参考データ
・平成28年度第4回 ウェブデザイン技能検定試験結果 
  3級 合格者数 466名 合格率59.1%  
  2級 合格者数 96名 合格率36.7%
  1級 受験者数 11名 合格者数 7名 合格率 63.6%
・平成28年度第3回 ウェブデザイン技能検定試験結果 
  3級 合格者数 479名 合格率79.4%  
  2級 合格者数 103名 合格率56.0%

【資格の難易度レベル】
クリエイター向けの資格には、国家資格・民間資格それぞれ様々な資格がありますが、その中で「Webデザイナー」を目指す検定試験もたくさんあります。難易度を比較すると、難易度の高い方から順に「Web検定 Webディレクター」→「Web検定 Webプロデューサー」→「ウェブデザイン技能検定」→「CGクリエイター検定」→「Webデザイナー検定」ではないでしょうか。それほど大きな差はないように思います。   

受験対策&
資格の将来性

この検定は、ウェブに関わる最新の標準・規格に準拠し、ウェブデザインに関する業務や指導をしている人のスキルを証明できる初めての国家検定として誕生した試験です。
これまで、国家資格のレベルでウェブデザインのスキルを証明する資格はありませんでしたので、企業や教育機関、自治体など様々な分野で活躍する人材に求められるWebデザインの技術を客観的に評価する検定試験として期待されています。新しい資格であるため、現役のWebデザイナー、Webクリエイターにはまだ判断がつかないところでしょうが、やはり「国家検定」というのは魅力的で、資格を取得することにより、就職や転職の際の強い味方になるものと思われます。

・3級
Web制作やコーディングなどの経験が少しある人には、実技よりも学科の方が難しいように思うかも知れない。Web制作に従事しているものなら、勉強しなくても合格するレベルである。
試験では、コーディングや画像の処理等の他、ネットの仕組みや、web標準の規定や著作権の法規について等、幅広い知識が必要です。
よく出題されるところは、ユーザビリティ、アクセシビリティ、簡単なcssのタグについてなどです。範囲は広いですが、過去問題を繰り返してやっておけば、本試験でも解けると問題なく解けると思います。
受験対策では、受験対策本や過去問題集が意外に少なく、また参加できるセミナーも少ないようです。従って、一般的な勉強ツールは市販の参考書と問題集のようです。3級なら平均1~4ヶ月間程度の勉強期間を考えておけばいいでしょう。

・2級
2級も実務経験のある人なら、「実技」はそれほど勉強をしなくても大丈夫でしょう。しかし、「学科」は、出題範囲がかなり広くて意外に難しいので、幅広い知識がない方は、ある試験対策の勉強をしなくてはならないように思います。
ウェブに関する仕事をしてる人でも、発売されている2級問題集などは、実際の試験問題とは大きく違っていて役に立たない場合が多いので注意が必要です。
合格ラインも100点満点で70点以上が必要で、難易度が高いため、多くの受験生は専門学校や受験対策セミナーなどを受講していることが多いようです。
また、1級、2級では、高校以上程度の卒業資格や実務経験や、下位級の合格実績などがないと受験資格が得られないため、受験資格を得るために、ウェブデザイン会社などで実務経験を積んで受験する人も少なくないようです。さらに、1級に合格すれば、厚生労働大臣よりウェブデザイン技能士の合格証書などが発行されますが、この資格がなくても、Webデザイナーの仕事はできます、また、資格を取得したからと言って即戦力として現場ですぐに役立つものではありません。
ただ、この資格は自分の技術の証明が出来る点も含めてメリットは多いと思いますが、就職に役立てるには、最低2級以上は欲しいところです。
合格すれば、資格が活用できる職種は、Webデザイナー、Webディレクター、プランナー、プログラマー、企業のWeb作成、運用、Web関連技術の指導などが期待できます。

※認定制度・称号
・3級・2級合格者
 インターネットスキル認定普及協会理事長より、ウェブデザイン技能士の合格証書発行
・1級合格者 
 厚生労働大臣よりウェブデザイン技能士の合格証書発行 

※ウェブデザイナーやクリエーターをやっていると、「見栄えのするWebサイトだけど、なぜか成果が伸びない」という壁に突き当たることがあります。トレンドや時流に乗ったデザインをすることだけでなく、アクセス解析を軸としたウェブサイトの課題発見から改善提案までのプロセスを学び、単なる「デザイナー」や「クリエーター」から一歩抜け出す能力を養うことで「上級ウェブ解析士」という資格を取得し、スキルアップする道があります。
”クライアントを動かせるような説得力がある提案をしたい”とか、いづれはWebマスターやWebコンサルタントとして活躍したい”と思われている方には最適な資格だと思います。 
 ⇒ウェブ解析士講座一覧

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問い合わせ先

・厚生労働大臣指定試験機関 国家資格「ウェブデザイン技能検定」   http://www.netskill.jp/
 〒160-0023
 東京都新宿区西新宿6-2-3 新宿アイランドアネックス407 
 TEL:03-5320-8236   FAX:03-3342-7388
・特定非営利活動法人 インターネットスキル認定普及協会
〒160-0023 東京都新宿区西新宿6-2-3新宿アイランドアネックス407
TEL: 03(5320)8236

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