資格名

CG-ARTS検定

資格の種類民間検定
主催(財)画像情報教育振興協会(CG-ARTS協会)
資格の概要

CG-ARTS検定は、IT分野の知識を問う検定からCGで表現するデザイナー・クリエイターのための検定、CG分野の開発や設計を行うエンジニア・プログラマのための検定、Web制作の知識を評価する検定など、さまざまな分野の専門領域で総合的なスキル習得目指す検定です。CG-ARTS検定は「CGクリエイター検定」、「CGエンジニア検定」、「Webデザイナー検定」、「画像処理エンジニア検定」、「マルチメディア検定」の5つの検定試験で構成されています。
試験は、画像や、CG、マルチメディアに関する文部科学省後援の資格試験です。主にCGや画像処理、マルチメディア、Webデザイナーの勉強をしている方や、実務でそれらに携わっている人を対象にした試験になっています。
各試験ともに「ベーシック」と「エキスパート」の2種類のレベルの試験があります。受験する場合は、併願受験も可能で、1日で最大4検定まで受けることができます。
これまでに約71万人がCG-ARTS検定を受験、約32万人の合格者を産業界・文化・学術・教育界に輩出しています。
※2010年の検定試験から各検定級(レベル)の名称変更があり、旧 2級は「エキスパート」、旧3級は「ベーシック」という名称になりました。

(参考)
Webデザインに関する試験には、この「Webデザイナー検定」の他に、国家技能検定の一つになっている「ウェブデザイン技能検定」があります。 ⇒ウェブデザイン技能検定

試験方式

CGクリエイター検定/Webデザイナー検定/CGエンジニア検定/画像処理エンジニア検定/マルチメディア検定/

●試験形式:どの試験も「マークシート方式」です。
●出題:問題数10問で、試験時間はベーシック60分 エキスパート80分です。
●合格基準:エキスパート・ベーシックは共に70点前後(100点満点)が合格基準になります。難易度により多少変動します。
●受験の順序:初めての受験でもエキスパートを受験することは可能です。

受験資格

特に受験資格はありません

試験科目

【対象と出題範囲】
●CGクリエイター検定   
 対象:CGで表現するデザイナー、クリエイター
・エキスパート
 3次元CGと映像制作に関する専門的な理解と、3次元CG映像の制作に知識を応用する能力を測ります。
・ベーシック
 2次元CGと3次元CG、デザインに関する基礎的な理解と、CGの静止画制作に知識を利用する能力を測ります。
●Webデザイナー検定   
 対象:Web業界に携わるすべての人
・エキスパート
 Webサイトの企画・制作・運用に関する専門的な理解と、Webサイトのデザインに知識を応用する能力を測ります。
・ベーシック
 Webサイトの企画・制作・デザインに関する基礎的な理解と、Webページ制作に知識を利用する能力を測ります。
●CGエンジニア検定 
 対象:CG分野の開発を行うエンジニア、プログラマ
・エキスパート
 CGの技術に関する専門的な理解と、ソフトウェアやハードウェア、システムの開発に知識を応用する能力を測ります。
・ベーシック
 CGの技術に関する基本的な理解と、プログラミングなどに知識を利用する能力を測ります。
●画像処理エンジニア検定  
 対象:画像処理技術を必要とするエンジニア、プログラマ
・エキスパート
 画像処理の技術に関する専門的な理解と、ソフトウェアやハードウェア、システムの開発に知識を応用する能力を測ります。
・ベーシック
 画像処理の技術に関する基礎的な理解と、プログラミングなどに知識を利用する能力を測ります。
●マルチメディア検定   
 対象:すべてのビジネスマン
・エキスパート
 マルチメディアを用いたネットワーク技術・コミュニケーション技術・プレゼンテーション技術についての専門的な理解と、Webサイトやシステム、製品開発のビジネスに知識を応用する能力を測ります。
・ベーシック
 マルチメディアの扱い方とインターネットを用いたコミュニケーション技術に関する基礎的な理解と、多様な生活の場面で知識を利用する能力を測ります。

【試験科目】
●CGクリエイター検定   
・エキスパート
 ・写真撮影・動画撮影・映像編集・モデリング・マテリアル・アニメーション・シーン構築
 プロダクションワーク・映像制作を支える技術・数理造形・知的財産権 ⇒詳細
・ベーシック
 ・コンピューターグラフィックスの基礎・表現の基礎・3次元CGの製作・技術の基礎・知的財産権・ファイル形式 ⇒詳細 
●Webデザイナー検定   
・エキスパート
 ・Webデザインへのアプローチ・コンセプトメイキング・情報の構造・ページデザイン・ナビゲーション・動きと音の効果・Webサイトを実現する技術・Webサイトのテストと運用・知的財産権 ⇒詳細
・ベーシック
 ・Webデザインの基礎・表現の基礎・Webデザイン・技術の基礎・知的財産権・ファイル形式 ⇒詳細
●CGエンジニア検定 
・エキスパート
  ・ディジタルカメラモデル・座標変換・モデリング・レンダリング・アニメーション・画像処理・視覚に訴えるグラフィックス・CGシステム・知的財産権 ⇒詳細
・ベーシック
 ・ディジタルカメラモデル・画像の濃淡変換とフィルタリング処理・モデリング・レンダリング・アニメーション・システムと規格・関連知識 ⇒詳細 
●画像処理エンジニア検定  
・エキスパート
 ・画像入出力と画像生成モデル・画素ごとの濃淡変更・フィルタリング処理と復元・幾何学的変換・領域、パターン、図形の検出・認識・動画像処理、空間情報処理、画像符号化・画像処理応用、システム、規格・知的財産権  ⇒詳細
・ベーシック
 ・ディジタルカメラモデル・画像の濃淡変換とフィルタリング処理・画像からの情報の抽出・入出力と伝送、蓄積のための処理・システムと規格・関連知識 ⇒詳細
●マルチメディア検定    
・エキスパート
 ・マルチメディアの基礎・メディアの処理技術・コンピュータとインターネット・コンテンツ制作とプログラミング・Webサイトの構築と運用・生活を豊かにする道具・インターネットの応用・マルチメディアとIT社会 ⇒詳細
・ベーシック
 ・マルチメディアの特徴・マルチメディアの中核をなすパーソナルコンピュータ・コンテンツ制作のためのメディア処理・新たなインフラとなったインターネット・インターネットで提供されるサービス・急速に伸びるインターネットビジネス・マルチメディア端末へと進化する携帯電話・家庭のマルチメディア化・日常生活に広がるマルチメディア・ネットワークセキュリティと著作権 ⇒詳細 

スケジュール

・試験実施:年2回毎 7月中旬と11月下旬

2018年度前期・後期CG-ARTS検定試験日程
(前期試験)
・試験日:2018年7月8日(日) 
・受験申請受付:2018年4月2日(月)~6月1日(金)

試験会場

20都道府県で実施     
※詳しくは試験会場一覧を参照下さい。

受験料

ベーシック 5,500円   
エキスパート 6,600円
※併願受験も可能です。  
※詳しくは併願受験例を参照ください。

資格難易度

●難易度  
  「B」普通 ~ 「C」やや易
●合格率  
  平成2017年度(後期)CG-ARTS検定試験結果⇒詳細
( 応募者数/合格率%)
CGクリエイター検定(B)1,568/63.9 (E) 758/25.7
Webデザイナー検定(B)585/69.0 (E) 353/38.2
CGエンジニア検定(B)568/60.6 (E) 329/37.7
画像処理エンジニア検定 (B)342/74.9 (E) 374/31.6
マルチメディア検定(B)704/65.6 (E) 656/22.6
応募者総数6,237名    ※(B)はベーシック (E)はエキスパート

受験対策&
資格の将来性

●CGクリエイター検定
若い世代に大変人気があり、これからさらに需要が広がる人気資格です。難易度的には、ゲームの専門学校でまじめに勉強していれば、ほぼ確実に合格することができるレベルです。
資格取得後は、CGデザイナー、CGアニメーター、グラフィックデザイナー、CGモデラー、映像クリエイター、ゲームデザイナーなどの職種への就職は有利になるでしょう。いづれにせよ、デザインや、映像関係の職種であれば、あった方が間違いなく有利になります。
●Webデザイナー検定
ほとんどの企業がWebを利用している現在、よりよいWebをデザインし、運用していくためのノウハウをもった専門家は必ず必要とされます。また、主婦層の在宅ワークとしても人気があるように、専門知識を持つ人材の需要は高いですが、まだまだ足りない分野であることも間違いありません。この検定はWebデザインに必要なコンセプトから、デザイン、運用までの多様な知識を測る試験です。出題範囲もインターネットの基礎からコンセプト・構造といった制作準備、Webページを構築するための技術や運用、知的財産権といった幅広いものとなっています。就職、転職はWebデザイナー、Webディレクター、プランナー、Webプロデューサーなどになります。
尚、この検定は、Webからグラフィックスまでのデザインの総合誌「MdN」の公認を受けているほか、ACPA(NPO実務能力認定機構) からも認定されています。
●CGエンジニア検定
この検定試験は文部科学省が認定した公的検定。CGを利用して映像や画像(グラフィックス)に関わる技術を検定します。現在では、アニメ-ション、映画、ゲーム製作などに、CGは欠かせないもので、映像制作の世界で働く女性も、少なくありません。最先端のCG技術を、このCGエンジニア検定で身に付けてキャリアアップを図ろうと思えば、エキスパートは必要です。
ただ、エキスパートの試験では、計算問題でかなり数学的な知識を要求されるので、高校レベルの数学の復習が必要です。例えば3次方程式、行列、ベクトル計算などです。過去数年間の問題を解くなどして、理解しておくことが必要になります。尚、CGエンジニアとしての就職・転職ならば、CGプログラマー、ゲームプログラマー、ゲームデザインエンジニア、CADデザインなどでしょう。
●画像処理エンジニア検定
試験には、座標変換や、図形の変形などで使う数学の知識がないと理解ができない問題が多いので数学の知識が必要になります。徹底的に過去問で力を養成しましょう。
活躍分野としては、制作会社や編集プロダクションへの就職の他、画像入力技術者、画像計測技術者、映像圧縮伝送技術者、映像表示技術者、映像合成技術者、画像認識技術者などがあります。
画像処理の技術は、映像通信、コンピュータ周辺機器、ロボットビジョン、製品検査、医療応用、印刷などの産業分野で必要とされていますので、画像処理を得意とするメーカーや研究開発機関で働くエンジニア、プログラマ、開発・設計技術者などの道もあります。
画像処理の技術は応用範囲が広く、「つぶしのきく技術」として有望です。 
●マルチメディア検定
マルチメディアの勉強をすると、マルチメディアやインターネットビジネスなどのIT関連企業で、商品企画、営業、マーケティング、Webサイトの運営、コンプライアンス、知的財産権などの仕事をするために必要な素養が身につきます。この資格だけで、即就職とはいきませんが、マルチメディアコンテンツの企画、制作会社を目指す人や、SOHOなどで独立を目指す人にはスキルの証明になります。

どの検定試験も、合格のためには、スクールへ通うことが確実ですが、独学でも可能です。試験対策は過去問や協会が発行している参考書中心になりますが、CGを仕事などで扱っている人なら、3ヶ月程度の短期合格も十分に可能なレベルです。ただ、これから新たに勉強をしてCG検定を受けようとする人にとっては、最初からエキスパートはかなり難しいと思います。まずはベーシックからでしょう。
また、どの資格も、その資格を取得しただけで就職が決まることはないと思いますが、個人のキャリアアップ、就職・転職に有利な資格であることは間違いありません。CGデザイナーの場合には、デザイン事務所、映画制作スタジオ、TV局、ゲーム製作会社などに勤務するほか、フリーとして外部スタッフや派遣業をこなす人もいます。インターネットのブロードバンド化やDVDの普及などにより、CGをはじめとするデジタルコンテンツのニーズは非常に高まっており、今後も活躍の場はさらに広がっていくでしょう。

通信講座

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スクール

CGデザイナースクール・講座(資料請求)

オンライン学習

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教材

CG-ARTS検定

売れ筋教材

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問い合わせ先

CG-ARTS協会(公益財団法人 画像情報教育振興協会)    http://www.cgarts.or.jp/
     東京都中央区銀座1-8-16  TEL03-3535-3501

【検定に関するお問い合わせ/団体申込に関するお問い合わせ】
CG-ARTS協会 TEL: 03-3535-3501(平日10:00~17:00)
【個人申込に関するお問い合わせ】
受験サポートセンター  TEL:03-5209-0553 (平日10:00?18:00) E-mail:cgarts@cbt-s.com


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