最近、IT関連のニュースを見ていて「ChatGPT」というワードを見る機会が非常に増えたと感じる人は多多いはずです。これはAI技術を活用したチャットボットであり、米OpenAI(オープンAI)がAI技術を活用し開発したチャットボットで2022年11月に公開したものです。
ChatGPTをはじめとする生成AIの普及が進む中、関連する資格への関心も高まっています。AIを活用しようとする企業や自治体、あるいはユーザーにとっては知識や能力を測る目安となるはずの資格が、民間資格で林立で分かりにくい状況に陥っているのが実情です。

そういう中、経済産業省OBやITエンジニアら5月に立ち上げた「生成AI活用普及協会(GUGA)」が新たに設けた資格が「生成AIパスポート」です。生成AIについての基礎知識や活用スキルに加え、個人情報保護などの知識も対象としており、初めての試験は10月6日~7日に実施。オンラインで60分間に60問に回答する形式で行われます。
 
 【生成AIパスポート試験の概要】
●試験日時:2023/10/6(金)10:00~10/7(土)17:00(受験可能日時の間の希望日時で受験が可能)
●申込期間:2023/9/1(金)~9/30(土)
・試験形式:オンライン Internet Based Testing(IBT方式)
・問題数/試験時間:60問/60分
・出題範囲:シラバスより出題
・受験料:11,000円(税込) ※学生の場合、受験料は5,500円(税込)
  詳しい試験内容は公式サイトを参照ください。

(参考データ)
【主な国内のAI系資格】
・G検定(ジェネラリスト検定) 日本ディープラーニング協会(JDLA)主催
・E資格(エンジニア資格)   日本ディープラーニング協会(JDLA)主催
・AI実装検定         AI実装検定実行委員会(AIEO)

    生成AI活用普及協会(GUGA)公式サイトから引用