資格名

農業簿記検定試験

資格の種類

民間検定試験

主催

一般財団法人日本ビジネス技能検定協会 

資格の概要

農業簿記検定は、複式簿記を基礎とした農業簿記を理解し、有効なスキルを身につけることを目的とする検定試験で、日本ビジネス技能検定協会が2014年4月から実施しています。 そのため、この検定試験の出題範囲は通常の簿記学習だけにとどめず、農業の実体・実状を反映する広い範囲になっています。

農業は一般的な業種に比べて保有する資産の種類も多く、生産する作物も多いため、農業経営には農業簿記のスキルが求められるため、農業特有の勘定科目や慣習を考慮した会計処理を体系的に学ぶことができる試験になっています。主に農業を営んでいる方のほか、農業金融に携わっている方や税理士の方におすすめの検定試験です。
※2016年度より、1級検定試験が開始されました。

試験方式

●設問:記述文章によるもの、計算を行うものの組み合わせになっています。
●解答:マークシートを利用する多肢選択式。
●設問数/試験時間:
  1級50問/120分  
  2級25問/120分  
  3級25問/90分
●合否基準:各級・各科目とも、問題の総得点の70%を基準としています。
※受験時には、電卓の使用可。

受験資格

学歴・年齢・国籍に制限はありません。
(誰でも受験することができます。)

試験科目

●試験は以下の3科目(級区分)
【実施科目】 
 1級(財務会計・原価計算・管理会計の分野から出題)
 2級(財務会計・原価計算の分野から出題)
 3級(財務会計の分野から出題)

【出題範囲】
 各級の出題範囲は、下記の各級の「農業簿記検定試験範囲」で確認ください。
 各級で取り扱う勘定科目についても、下記の各級の「勘定科目」で確認ください
1級 農業簿記検定試験範囲
2級 農業簿記検定試験範囲
3級 農業簿記検定試験範囲
1級 勘定科目
2級 勘定科目
3級 勘定科目

スケジュール

●試験実施:年2回
 (1回目:7月第1日曜日 2回目:11月第4日曜日)
●合格発表:
  試験実施日から約1週間~2週間程度で結果通知書が発送
●合格証の発行:試験日から約1ヶ月程度で合格証書が発送

2019年度(第12回・13回)農業簿記検定試験日程
(第12回試験)
・試験日:2019年11月24日(日) 
・受験申請受付:2019年8月26日(月)~10月25日(金)

試験会場

北  海  道:  札幌市・帯広市・函館市
東       北:  盛岡市・仙台市・山形市・郡山市・会津若松市
関       東:  水戸市・宇都宮市・高崎市・前橋市・行田市・千葉市・東京都千代田区・横浜市
中       部:  新潟市・富山市・金沢市・福井市・甲府市・静岡市・浜松市・長野市・松本市・岐阜市・名古屋市・津市
近       畿:  京都市・大阪市・神戸市・和歌山市
中国 四国:  広島市・高松市・松山市
九       州:  福岡市・北九州市・大分市・宮崎市・熊本市・鹿児島市
沖       縄:  那覇市

受験料

1級   4,000円
2級   2,000円
3級   1,500円

資格難易度

難易度
  2級  「B」 普通    
  3級  「C」 やや易 
  

【資格の難易度レベル】
出題自体は日商簿記より、各級共ストレートで素直な問題が多いようです。そのため、3級などは教科書で理解し、問題集を解いて確認、という繰り返しで2周しておけば、まず間違いないという難易度レベルです。同様に、2級でも原価計算は出題範囲に入っていますが難易度レベルは、日商3級の上位程度と考えていいでしょう。
1級については、日商簿記1級や全経簿記上級と比べると、素直な問題が多く取り組みやすいです。2級、3級同様、日商簿記や全経上級と比較すると難易度は少し低いようです。


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●合格率 
 平成30年度第11回農業簿記検定試験結果 
 1級 受験者数64名 合格者数19名 合格率28.6%
 2級 受験者数268名 合格者数137名 合格率51.1%
 3級 受験者数768名 合格者数465名 合格率60.5%

※参考データ
・平成29年度第9回農業簿記検定試験結果 
 1級 受験者数75名 合格者数32名 合格率42.7%
 2級 受験者数282名 合格者数167名 合格率59.2%
 3級 受験者数1049名 合格者数692名 合格率66.0%
・平成28年度第6回農業簿記検定試験結果
 1級 受験者数90名 合格者数29名 合格率32.2%
 2級 受験者数203名 合格者数107名 合格率52.7%
 3級 受験者数541名 合格者数303名 合格率56.0%

受験対策・資格の将来性

農業簿記検定は、これからの農業経営者にとって必ず必要になる税務や会計など関する知識を学ぶことができる資格です。平成29年に収入保険制度の法案が可決、成立し、農業者自身が収入を把握することが今まで以上に大切になってきました。そういったことが原因して、法案可決後の平成29年11月に実施された検定試験では、受験者が前回の約1.6倍に増えました。
試験に関しては、農業簿記検定の受験対策用の公式テキストや問題集、過去問題集が販売されていますのでそれらを使って勉強ができます。これからの農業を存続させるためにも、農業簿記検定の知識は重要です。特に農業に携わる方は、資格取得が第1歩になります。

この検定試験は日商簿記と比較される場合が多いですが、基本的な出題範囲は日商簿記とほとんど同じで、工業簿記に近いです。ただ勘定科目が種苗費、肥料費など農業に関する物となっているため、日商簿記と違う点として、試験では語句問題なども出題されます。

通信講座

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スクール

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過去問

公式テキストとして、2級・3級の過去問集が販売されています。

教材

農業簿記検定

売れ筋教材

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問い合わせ先

一般財団法人 日本ビジネス技能検定協会   http://www.jab-kentei.or.jp/agri-boki/
〒101-1151 東京都千代田区神田神保町1-58 第2石合ビル
TEL03-5281-5382