人事院人材局は、「2023年度国家公務員総合職試験(春)」や、「2023年度国家公務員一般職試験(大卒程度)」などは
3月1日(水)から申込受付が開始されることを発表しました。
また、2023年度採用試験における主な取組みについても併せて発表しました。発表された内容は以下の通りです。

【2023年度国家公務員採用試験の日程 (申込受付が3月1日からの試験)】
●総合職試験(春)
 ・申込受付期間(インターネット):3月1日(水) ~ 3月 20 日(月)
 ・第1次試験日: 4月9日(日)
 ・第1次試験合格者発表日: 4月 21 日(金)
 ・第2次試験日(筆記試験):5月7日(日)
 ・第2次試験日(人物試験等):5月 15 日(月) ~ 5月 31 日(水)
 ・最終合格者発表日: 6月8日(木)
※総合職試験(大卒程度試験)「教養区分」は秋に実施されます。
※総合職試験(院卒者試験)「法務区分」は、司法試験日程の変更を踏まえ 2023 年秋は実施されず、2024 年の総合職
試験(春)として実施される予定です

一般職試験(大卒程度試験)
 ・申込受付期間(インターネット):3月1日(水) ~ 3月 20 日(月)
 ・第1次試験日: 6月 11 日(日)
 ・第1次試験合格者発表日: 7月5日(水)
 ・第2次試験日(人物試験):7月 12 日(水) ~ 7月 28 日(金)
 ・最終合格者発表日: 8月 15 日(火)

専門職試験(大卒程度試験)
(皇宮護衛官、法務省専門職員(人間科学)、財務専門官、国税専門官、食品衛生監視員、労働基準監督官、航空管制官、海上保安官)
 ・申込受付期間(インターネット):3月1日(水) ~ 3月 20 日(月)
 ・第1次試験日: 6月4日(日)
 
 ➡ 2023年度資格試験日程はこちらを参照ください。

【2023年度採用試験における主な取組みについて】

(1)申込受付期間の拡大等(2022年12月1日に発表)  
 ・総合職試験(春)等の申込受付期間を「3月1日」からの20日間に拡大。
 ・総合職試験(春)の試験日程を前倒しし、第1次試験を「4月9日」、最終合格者発表を「6月8日」に行います。
(2)総合職試験(教養区分)の受験可能年齢の引下げ及び試験地の拡充。より受験しやすくなるよう、見直しを行います。
 ① 受験可能年齢の引下げ
   ・受験可能年齢を1歳引き下げて19歳(2023年4月1日時点)とし、大学2年生の秋から受験が可能となります。
  ② 第1次試験地の拡充
   ・札幌市、東京都、大阪市及び福岡市に加え、仙台市、名古屋市、広島市、高松市及び那覇市においても実施します。
(3)国税専門官採用試験「国税専門B(理工・デジタル系)」区分の新設
 基幹システムの刷新や税務・徴収におけるデータ分析を行うことができる人材を確保する観点から、「国税専門B(理工・デジタル系)」区分を新設。
 なお、従来の国税専門官採用試験は「国税専門A(法文系)」区分として実施しますが、専門試験(多肢選択式)において情報数学・情報工学からの出題はありません。

【参考:合格有効期間の延長】
2023年度の試験から、春の総合職試験、一般職試験(大卒程度試験)、財務専門官採用試験、国税専門官採用試験及び労働基準監督官採用試験の合格有効期間を「5年」に、総合職試験「教養区分」の合格有効期間を「6年6か月」に延長します。
なお、2022年度までの採用試験に合格した方の合格有効期間は延長前のものとなりますのでご注意下さい。

  人事院報道発表ページから引用