「令和7年度司法試験予備試験(短答式)」と、「令和7年司法試験(短答式)」の合格者受験番号、及び試験結果の発表がありました。発表された内容は以下の通りです。正式な結果は公式ページにて最終確認を行ってください。


【令和7年度司法試験予備試験(短答式) 結果】

 ●合格者
  合格者受験番号

 ●試験結果
   受験者数12,432名 合格者数2,744名 合格率22.1%
 
■関連情報
 【今年の予備試験(短答式)について】
・難易度
合格点は270点満点中 159点 と、昨年の165点から大きく下がり、合格率(対受験者数)は約22.1%で、昨年とほぼ同水準でしたが、難易度は例年よりも高まったと思われます。細かく見ると、法律系科目は平均的に昨年よりに軟化し、一般教養科目だけは易化の印象があった。
・出題傾向
例年通り、条文や判例の知識を問う問題が中心でしたが、特に法律科目では、難解な論点や細かい知識を問う問題が出題されたため、全体的に難易度が上がったと思われます。

 

【令和7年司法試験(短答式) 結果】

 ●最終合格者発表
  令和7年11月12日(水)

 ●短答式試験成績成績
  ・受験者数3,837名 ・採点対象者数3,815名 ・合格に必要な成績を得た者2,902名
 
■関連情報
 【今年の司法試験(短答式)について】
・難易度
合格点は175点満点中 81点 と、昨年の93点から大幅に低下し、過去最低となりました。合格率(対受験者数)も約75.6%で、昨年の78.3%からやや低下し、憲法と刑法科目の難易度が高く全体的に合格点も下がりました。
・出題傾向
特に憲法科目で難解な問題が出題され、その他の民法や刑法は例年通りの出題傾向であったため、憲法が全体の難易度を引き上げる要因となったようです。短答式全体の合格点は低下しましたが、科目ごとの足切りにより難易度は上昇という印象が強まりました。
・受験条件
令和7年の司法試験では、司法試験法の改正に伴い、法科大学院を修了するか、予備試験に合格すれば、法科大学院の在学中でも受験が可能となりました。これは、令和5年より適用された変更点です。


◇2025年度の主要な資格試験に日程は「2025年度資格試験日程」を参照ください。

         法務省公式サイトから引用