2019年度~2020年度は、土木系主要資格の試験制度改定が相次ぐことが分かってきました。
現時点で決まっている試験制度の変更をまとめました。

【土木系主要資格の試験制度改定】
コンクリート診断士
記述式問題は構造物の診断に関する問題(建築物と土木構造物から選択)のみとなり、試験時間が30分短縮。記述式試験は診断士の実務能力を問う内容に絞られました。(2019年度変更)
技術士
第二次試験で、択一式の問題が廃止され、全て記述式問題に変更され、試験問題も技術士の資質能力を意識した内容に変わっています。(2019年度変更)
1級土木施工管理技士
現在は「学科試験」「実地試験」の構成ですが、「1次」「2次」という形に再編されます。また、1次に合格すれば「技士補」の資格が取得できる制度に変わる予定です。(2021年度変更予定)

建築士法の改正(令和2年3月改正)
 土木系の資格ではありませんが、令和2年から建築士法が改正され、新しい建築士試験がスタートします。
 (改正に関するポイント)
 (1)受験資格:実務経験がゼロでも試験が受けられるようになります。
 (2)実務経験対象実務:実務経験の対象となる実務が見直され拡大します。
 (3)学科試験免除制度の見直し:学科試験合格の有効期間を3年から5年に変更されます。

このように、2019年から2020年度にかけて試験制度が変わる土木系の主要3資格(コンクリート診断士、技術士、1級土木施工管理技士)について、技術士やコンクリート診断士は、2019年度に試験制度が変わったばかりでなので、2020年度にも大きな変更があるとは考えられません。また1級土木施工管理技士についても、今の試験方式での試験は2020年度が最後になります。こうした状況を考えると、これらの資格にチャレンジするのならば、2020年が絶好の機会だという話がネット上では持ちきりのようです。