情報処理技術者試験の試験区分

情報処理技術者試験の区分(試験区分)及びそれぞれの対象となる知識及び技能は、情報処理技術者試験の区分等を定める省令(平成9年通商産業省令第47号)において定められている。

2009年度から実施される試験区分・対象者像は以下の通りである。
スキルレベル1
  • ITパスポート試験(エントリ試験)
職業人が共通に備えておくべき情報技術に関する基礎的な知識をもち、情報技術に携わる業務に就くか、担当業務に対して情報技術を活用していこうとする者。
 平成21年度春期から開始、春期と秋期の2回行われる。試験申請に年齢や実務経歴等による受験制限はない。試験はマークシートによる四者択一100問/165分で回答、午前試験のみで終了。総合得点の満点の60%以上、かつ、各分野別得点の満点の30%以上の両方を満たした場合に合格。
スキルレベル2
  • 基本情報技術者試験:高度IT人材となるために必要な基本的知識・技能をもち、実践的な能力を身につけた者
 平成21年度新試験から初級システムアドミニストレータ試験の一部を吸収した形で、出題範囲や出題形式に変更が加えられる(名称の変更はなし)。試験時間は午前・午後ともに150分。・マークシート方式による四者択一問題80問/150分で全問解答しなければならない。初級シスアド試験の内容であった問題が出題され、採点方式は純粋に正解率が60%以上で合格となる。システム開発会社ではこの試験に合格することが技術者の必要最低限の資格として重要視されており、入社3年程度以内に取得することを推奨される。その上で上位の試験合格を目指すキャリアパスになっている。
スキルレベル3
  • 応用情報技術者試験:高度IT人材となるために必要な応用的知識・技能をもち、高度IT人材としての方向性を確立した者

スキルレベル4  (高度情報処理技術者試験):高度IT人材として確立した専門分野を持ち、主導する者

  • ITストラテジスト試験
企業の経営戦略に基づいて、ビジネスモデルや企業活動における特定のプロセスについて情報技術を活用して改革・高度化・最適化するための基本戦略 を策定・提案・推進する者。また、組込みシステムの企画及び開発を統括し新たな価値を実現するための基本戦略を策定・提案・推進する者
  • システムアーキテクト試験
ITストラテジストによる提案を受けて情報システム又は組み込みシステムの開発に必要となる要件を定義し、それを実現するためのアーキテクチャを設計し、情報システムについては開発を主導する者
  • プロジェクトマネージャ試験
システム開発プロジェクトの責任者としてプロジェクト計画を立案し、必要となる要員や資材を確保し、計画した予算・納期・品質の達成について責任をもってプロジェクトを管理・運営する者
  • ネットワークスペシャリスト試験・データベーススペシャリスト試験
ネットワーク又はデータベースに関係する固有技術を活用し、最適な情報システム基盤の企画・要件定義・開発・運用・保守において中心的な役割を果たすとともに、固有技術の専門家として情報システムの企画・要件定義・開発・運用・保守への技術支援を行う者
  • エンベデッドシステムスペシャリスト試験
組み込みシステム開発に関係する広い知識や技能を活用し、最適な組み込みシステム開発基盤の構築や組み込みシステムの設計・構築・製造を主導的に行う者
  • 情報セキュリティスペシャリスト試験
情報システムの企画・要件定義・開発・運用・保守において、情報セキュリティポリシーに準拠してセキュリティ機能の実現を支援し、又は情報システム基盤を整備し、情報セキュリティ技術の専門家として情報セキュリティ管理を支援する者
  • ITサービスマネージャ試験
情報システム全体について安定稼働を確保し、障害発生時においては被害の最小化を図るとともに、継続的な改善、品質管理など、安全性と信頼性の高いサービスの提供を行う者
  • システム監査技術者試験
被監査対象から独立した立場で、情報システムや組み込みシステムに関するリスク及びコントロールを総合的に点検・評価し、監査結果をトップマネジメントなどに報告し、改善を勧告する者
 

HOME



Copyright(c)2007 資格取得 All Rights Reserved.