資格名 | 司法書士 |
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資格の種類 | 国家資格 |
主催 | 法務省 |
資格の概要 | 司法書士の業務については、司法書士法第3条で詳しく規定されていますが、主な業務は登記申請の代理と、訴訟代理業務です。法改正により法務大臣の認定を受けた司法書士は簡易裁判所に限り、弁護士と同様、訴訟代理業務を行うことができるようになりました。司法書士は人の権利を守る仕事ですから、自分の能力を発揮できる大変魅力ある仕事です。 仕事の内容をもう少し詳しく書くと、司法書士は裁判所や検察庁、法務局などに提出する書類を作成し、登記手続きをするのがおもな仕事ですが、その他に、遺言や相続に関する相談や書類作成、代理業務、成年後見業務、供託業務などがあります。以前は、登記や供託などの書類作成業務や手続きの代理業務がメインでありましたが、2003年からは司法書士にも訴訟代理権が与えられ、弁護士と同じように、裁判業務ができるようになり業務に幅が出てきました。 司法書士試験に合格した後、日本司法書士連合会に登録しなければなりません司法書士にはなれません。そして登録後、事務所を置く管轄内の司法書士会に所属します。司法書士会に登録申請書を提出し、それから調査され、問題がなければ登録されます。登録が拒否されることもあります。登録料としては25000円の手数料が必要です。このほか、毎月の会費を納めなければなりません。会費は、各都道府県によって額は異なります。 ◆ 司法書士試験関連ニュース |
試験方式 | ●試験は、筆記試験(1次試験と2次試験)と口述試験に分かれています。 【筆記試験】 【口述試験】 |
受験資格 | 受験資格は特にありません。 |
試験科目 | ●筆記試験 ◆1次試験(午前の部) ●口述試験 |
スケジュール | 試験日:年1回 ※平成30年度司法書士試験案内 |
試験会場 | 全国の都道府県 |
受験料 | 8,000円(収入印紙) |
資格難易度 | ・難易度 ※参考データ |
受験対策& 資格の将来性 | 合格率だけ見ても司法試験並みで超難関。司法試験からの転向組も多く激戦になる、人気資格。法律に興味関心があり、人の相談にアドバイスし、役立ちたい人向き。学習費用40~60万円。司法試験とは違い論文試験がないので、こつこつと着実な学習努力が実る試験です。いずれは司法試験にも挑戦してみたいと思っている方にもおすすめです。受験勉強をしながら司法書士事務所へアルバイトで入り、実務経験を積む方法もある。 試験は第一次試験及び第二次試験の多肢択一式問題の答案並びに記述式問題の答案がそれぞれ一定の基準点に達しない場合には、総得点にかかわらず不合格になる。全国平均合格率2%台と難しいが、規則正しい勉強とその方法に誤りがなければ初年度での合格も不可能ではないはず。 合格基準は合格点、合格者率を一定にする方式ではなく、得点上位600人程度を合格者数とする方式となっている。特にここ数年は受験者が2万人程度で、合格率は3パーセント未満の超難関資格である。必要な学習時間の目安は、3000~3500時間(法学の知識ある人は1500~1800時間)。試験問題は筆記試験が択一式と記述式で行われ、午前と午後それぞれ35問ずつ出題されるが、一番の問題は時間内に全問題を解くのが精いっぱいでスピーディーな事務処理能力が要求される。合格率だけみると、一昔前に比べれて合格しやすくなってきていると言えるが、しかし試験内容をみれば、明らかに書式も複雑化して、択一問題の難易度も上昇していることは確かだ。 どうしても独学で突破を狙う場合は、情報収集の手段や、質問できる環境を見つける必要があります。インターネットでもかなりの情報を取得できますが、「完全独学」は、このレベルの難関資格では難しいと思います。独学に近い方法で合格した人はおられますが、そのほとんどが単発講座や答案練習、模試などは数回受けています。また記述式の試験はかなり独特なので、独学はさらに難しいため、記述式の講座だけでも受講した方がいいでしょう。 ◆チョットひと言 ・司法試験では深い思考能力や論理性が問われますが、司法書士試験では広く浅く多様な知識を求められます。そのため、司法試験に次ぐ法律の難関資格ではありますが、着実に努力を重ねていけば、決して合格できない資格ではありません。司法書士の試験範囲はかなり広範囲に及ぶため、ポイントを押さえた効率的な学習が必要となります。どの科目をどのように勉強したらいいか、試験での捨て問題やポイント箇所はどこか、といったことを学ぶためには、どうしても初学者の場合には独学では困難だと思われます。 |
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