資格名

調理師

資格の種類国家資格(名称独占資格)
主催各都道府県の担当課
資格の概要

調理師資格は、食品の調理技術の合理的な発達と国民の食生活の向上を行うために定められた日本独自国家資格で、名称独占資格です。調理師とは、食品の栄養や衛生、適切な調理法などの知識を持ち、安全な料理を作ることができる調理のプロです。
ただ、「調理師」資格を持っていなくても、業務として調理することは可能ですが、名称独占資格である事から、調理師でないものが調理師と称すると罰金30万円以下の刑に処されることになります。
この資格を取得するには、調理師養成学校を卒業するか、又は各都道府県が実施する調理師試験に合格するか、2つの方法があります。どちらの取得方法も一長一短あり、調理師養成学校では料理を基礎から学ぶことができますが、調理師養成学校に行かなくても実務経験があれば、調理師試験を受けることができます。
試験に合格し登録されると調理師資格証が交付されます。資格の効力そのものは都道府県の調理師名簿に名前が登録されることで発効します。

調理師に関連する資格としては、調理師の上位資格に当たり、(社)調理技術技能センターが実施する国家資格に専門調理師・調理技能士があります。また、調理師や栄養士管理栄養士などがあれば、養成講習を受けなくても取得できるのが食品衛生責任者です。地方自治体の食品営業許可を取得している飲食店には、食品衛生責任者が必ずひとりは必要になります。

試験方式

●筆記試験  
 出題数 7科目60問 マークシート方式(四肢択一)
●合格基準
 全科目の合計で60%以上の得点が合格の目安。
※1科目でも得点が当該科目の平均点を著しく下回る場合は不合格となります。
・合格発表
  (社)調理技術技能センターHPに掲載 

受験資格

下記の学歴と職歴の条件を満たしている者。
(学歴)
(1)中学校卒業者
(2)小学校卒業者で5年以上の調理業務経験者
(3)厚生労働大臣が認定した者
在日外国人学校のうち日本の中学校に相当する課程の修了者であって厚生労働大臣が認定した者
(職歴・実務経験)
・学校、寮、病院などの給食施設、飲食店(旅館等を含む)、そうざい製造業、魚介類販売業で2年以上調理業務に従事した経験のある者(上記学歴②の場合は、通算7年以上の経験が必要)

試験科目

書類審査の後、以下の7科目についての試験を受ける。
・食文化概論・衛生法規・公衆衛生学・栄養学
・食品学・食品衛生学・調理理論

(1)食文化概論:日本を始め各国の色に関する文化や、食の意義について問われます。
(2)衛生法規:衛生法規は、国民の健康増進を目的として規定されています。その基本理念の理解が必要です。
(3)公衆衛生学:調理師として気をつけ、知っておくべき疾病要因(ばい菌や公害等)について。
(4)栄養学:基本的な栄養素の知識や調理の工夫、消化器との関係についての知識を問われます。
(5)食品学:穀類やいも類など、食品の種類ごとにその特徴を知っておかねばなりません。
(6)食品衛生学:食品衛生法および、添加物や食中毒などの具体的な規定の習得が必要です。
(7)調理理論:調理師として業務で使用する器具の扱いから食品に関する知識など、広く出題されます。

スケジュール

●試験実施
・各都道府県によって試験日は異なります。
・実施は年1回。例年5月~11月に実施されます。
※機会公平の観点から、試験日程・試験問題の統一が議論されるようになり、下記の府県については試験実施機関に委託、または広域連合にて実施されるようになりました。今後、全国統一日程、同一問題となる見込みです。

平成30年度調理師試験受験案内
(関西連合)
・試験日:2018年7月16日(月・祝) 
・受付期間:2018年4月26日(木)~5月17日(木)
・合格通知:2018年8月24日(金)

試験会場

各都道府県によって試験日や場所が異なる ⇒詳細

受験料

各都道府県によって異なる     
※東京都の場合:6,300円

資格難易度

●難易度 
  「C」やや易
●合格率 
  平成29年度調理師試験(関西広域連合)試験結果⇒詳細
 受験者数4,909名 合格者数27,777名 合格率56.6%

※参考データ
・平成28年度調理師試験(平成28年7月17日実施)
関西広域連合の試験結果
 受験者数5,333名 合格者数3,709名 合格率69.5%
・平成27年度調理師試験(平成26年7月12日実施)
関西広域連合の試験結果
 受験者数6,278名 合格者数4,053名 合格率64.6%

難易度レベル
食品関連資格では、国家資格の「製菓衛生師」などが同程度の難易度レベルと言えます。
試験は筆記のみで、料理の実技は行われませんので、試験対策も過去問中心に2ヶ月程度まじめに勉強すれば問題ないでしょう。合格率は毎年に60~65%前後で、試験もそれほど難しくありません。

受験対策&
資格の将来性

それほど難しい資格試験ではありません。実技試験もなく4択式の筆記だけなので、6ヵ月程度の勉強をするつもりでかかれば、大半の人は合格できるでしょう。また、定員制試験ではありませんので、合格ラインに達すれば誰でも合格することができます。
試験は筆記試験のみで、独学で勉強して資格を取得しようとする方は、過去問をひと通りやった後、苦手科目に絞った勉強をしておくことが大切です。

調理師の免許があれば、基本的な調理技術や知識があるという判断材料になるため、就職先によっては有利になるはずです。調理する職業だけでなく、栄養士や飲食店の接客業でも役立ちます。この技術や知識は、もちろん家庭でも生かせます。
食の安全や健康への関心が高まるほど、飲食店だけでなく、福祉の現場や病院、学校・会社の食堂など、資格を活かして活躍できる場は広がります。そうでなくても、外食産業の発展で腕の良い料理人はひっぱりだこです。飲食業界などへの就職・転職には、もちろん有力な武器になります。
また、料理はおいしく作れるだけでなく、見た目の美しさや独創性も重要であり、食に関する広く深い知識を得ることで生活を充実させるメリットもあります。

通信講座

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スクール

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オンライン学習

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教材

調理師

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問い合わせ先

・公益社団法人調理技術技能センター 調理師試験担当 
http://www.chouri-ggc.or.jp/
TEL:03-3667-1815(平日9時~17時) 
   〒103-0012 東京都中央区日本橋堀留町2-8-5 JACCビル5階

・受験を予定している各都道府県の担当課または保健所へ
※東京の場合 (社)調理技術技能センタ 
http://www.chouri-ggc.or.jp/
※平成25年4月より大阪府の調理師・製菓衛生師に係る試験・免許業務は、関西広域連合で行われます。 
http://www.pref.osaka.jp/shokuhin/gyoumu-g/

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