資格名

サービス介助士(別名 ケアフィッター)

資格の種類

民間資格

主催者

公益財団法人 日本ケアフィット共育機構

資格試験の概要

お年寄りや体の不自由な人に対する「おもてなしの心」と「安全な介助技術」を身につけ、高齢者や障害者の方々に気分よくサービスを受けていただくために、迎える側が果たすべき役割や責任など、を学ぶための資格です。この資格を取得するには、協会が主催する講座・実技講習会を修了し、実技教習最後の検定試験に合格しなくてはなりません。(自宅学習の通信講座課程、実技教習課程、検定試験を経て認定書が授与されます)
資格取得講座は、現在はサービス介助士2級~4級までが開講しています。 1級・準1級は、2級取得者向け上級資格として現在開発中で、2012年以降に開講される予定です。

現在では、運輸業・小売業・観光業・レジャー産業などサービス業を中心に多くの企業で「サービス介助士」が育成されていますが、2018年1月現在、資格を取得した方の数が累計で15万人を超え、男女比は男6:女4くらいになっています。

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※サービス介助士講座の概要
<対象>社会人、大学生、専門学校生 など
<受講料>41,040円(消費税8%込)
<教材>テキスト1冊、提出課題問題集 ※B5版 准サービス介助士と共通のテキストを使用
<提出課題>あり(1回)
 ※問題数:100問(1問1点の100点満点)
<合格基準>60点以上
<試験方式>3択問題/マークシート方式
<実技実習>あり(2日間連続)
<検定試験>あり(不合格の場合、再試験制度あり)※再受験料3,240円
<受講期間>申し込みから最大12ヶ月
<合格後特典>認定状・顔写真入りの認定証の発行
<資格更新制度>あり(資格の有効期限は3年間)※更新料 2,160円 更新手続き方法
※自宅での事前学習で基礎を学び、2日間の実技教習で「もてなしの心」と「安全な介助技術」を学ぶ「サービス介助士資格取得講座」のほかに、「サービス介助基礎検定」や、在宅での学習が可能な「准サービス介助士」もあります。

◆ サービス介助士資格関連情報
●資格更新制度
サービス介助士の資格更新は3年に1度と決められていますが、それがオンライン上(マイページ)で行えるようになりました。(2020年4月末有効期限の方より利用可能です)
更新料は1,650円(消費税込)です。
※期限内に更新手続きを行わないと資格が失効してしまう場合がありますので、更新を希望される場合はマイページ上にて有効期限までに手続きしてください。詳細は下記を参照ください。
     ➡ 資格更新の詳細

●「サービス介助士」の各級の名称が以下の通り変更になりました。
   (変更前→変更後)
 ・サービス介助士2級→サービス介助士
 ・サービス介助士準2級→准サービス介助士
 ・サービス介助士3級→サービス介助士ジュニア
※「サービス介助士2級」と「サービス介助士」、「サービス介助士準2級」と「准サービス介助士」、「サービス介助士3級」と「サービス介助士ジュニア」は同等の資格であり、認定証の効力も将来にわたり差異はありません。

合格率・資格難易度

難易度 
  2級・3級   「D」 易しい  

【資格の難易度レベル】
自宅での基礎学習と、おもてなしの心と安全な介助技術を学ぶ実技教習2日目が終了すると、最後に検定試験が行われます。試験はマークシート方式の3択問題で50問(1問2点の100点満点)、合格基準は70点以上となっています。この試験に合格すればサービス介助士の資格を取得することができます。自宅での基礎学習と2日間の実技教習を、きちっと覚えておけば合格できます。
サービス介助士取得には、通信教育だけで取得できる「准サービス介助士」や、中学生・高校生向けの「サービス介助士ジュニア」などもあります。
受講者の9割近くが合格できることから、試験の難易度も決して高くないはずです。また、検定試験に不合格の場合も再試験制度があるので、安心して受けることができます。
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●合格率 
   非公開
 ※実技教習終了後の筆記試験は80%以上の合格率(公式サイト) 

受験対策・学習法ほか

サービス介助士2級検定資格を取得する場合は、NPO法人日本ケアフィットサービス協会が主催する「サービス介助士2級検定取得講座」を受講します。講座は、定められた提出課題をクリアし、実技教習(12時間)を受講し、実技教習の最後に検定試験を受験します。100点満点中70点以上が合格になりますが、合格者には「サービス介助士2級認定証」が発行されます。※不合格の場合は修了証が授与されます。再度筆記試験のみ受験できます。

検定試験の試験範囲は、提出課題・テキスト及び実技教習の内容になりますので、提出課題を十分に学習しておくことが大切です。実技教習を受講したほとんどの人が合格できますが、それでも不安な人は、検定試験の練習問題をインターネット上で体験することもできますので、十分に試して自信をつけて臨んでください。 実技教習の最後に、検定筆記試験があります。提出課題・テキスト及び実技教習の内容が試験範囲です。提出課題を十分に学習しておくことが合格への早道です。 提出課題・テキスト及び実技教習の内容が試験範囲です。提出課題を十分に学習しておくことが合格への早道です。また検定試験の練習問題をインターネット上で体験することができます 。



今後、高齢化が進み、2020 年には日本国民の 4 人に 1 人が高齢者となる超高齢社会が訪れます。このことは、介護の業界がさらに重要視されてくることを意味しています。不況とは言われていますが、介護の業界では人材不足が今もって続いています、また一方で、今まで家に閉じこもっていた高齢者や障害者の方々が、安心して街へ出ていくことのできる社会的・心理的環境づくりが求められています。「サービス介助士」が、ますます社会で必要とされてくる環境になってくることは間違いないでしょう。

受験資格

・誰でも受講、受験できます。

試験方式

●実技教習終了後の検定筆記試験
・試験の形式
・試験方式:3択問題/マークシート方式
・問題数:50問(1問2点の100点満点)/試験時間 50分
・合格基準:100点満点で70点以上
※試験が不合格の場合、再試験制度があります(試験料3,240円)
※通信課程の場合は、提出課題が60点以上で合格

試験科目

・試験範囲は、提出課題・テキスト及び実技教習の内容になります。

●使用する教材(講座テキスト)の項目
 1.サービス介助士の基本理念
 2.ホスピタリティ・マインド
 3.ノーマライゼーション
 4.高齢社会の理解
 5.高齢者への理解と介助
 6.障がい者への理解と介助
 7.障がい者の自立支援
 8.サービス介助士の接遇
 9.関連法規および制度
●実技教習科目
 1.オリエンテーション
 2.ディスカッション(高齢者ってどんな人?)
 3.高齢者疑似体験
 4.ディスカッション(体験の感想等)
 5.ジェロントロジー(創齢学)とは
 6.ホスピタリティーマインド・接遇訓練
 7.車椅子操作方法・演習・移乗訓練
 8.聴覚障害の方への介助
 9.歩行に支障がある方への介助
 10.視覚障害の方への介助・演習
 11.盲導犬・聴導犬・介助犬
 12.ユニバーサルデザイン・共用品
 13.車椅子操作と手引きの実技チェック
 14.総合ロールプレイ
 15.まとめ

◆検定筆記試験(2日目の最後に実施)

スケジュール

●実技教習:連続した2日間で実施されます。教習日程は会場により異なります。
※実技教習(1日目9:30~17:00、2日目9:30~16:00)
※検定試験(2日目16:00~17:00)
●申込期間:随時

2023年度サービス介助士無料講座説明会日程
実技教習の申込日程表

試験会場

●自宅学習
●実技教習

(開講)
・毎月10回程度開講:東京
・毎月4回程度開講:大阪 名古屋
・その他:札幌、網走、仙台、新潟、金沢、高松、山口、福岡、沖縄

受験料

・実技教習受講料 41,040円(税込)

※受講料にはテキスト、提出課題問題集、課題採点費用、実技教習費用、検定試験・採点費用、認定状費用などが含まれています。

問い合わせ先

日本ケアフィットサービス協会
http://www.carefit.org/
〒162-0846 東京都新宿区市谷左内町5
03-5361-6080又は、0120-0610-64
<お問い合わせ・申込等>
https://www.carefit.org/contact/contact-top.htm

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通信講座・eラーニング

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