色彩検定


資格名 色彩コーディネーター
 資格の種類 民間資格      主催 社団法人全国服飾教育者連合会(A・F・T)  文部科学省後援
資格の概要  私たちの周りにあるファッションやインテリア、食品などの色はみんな何かを伝えたり、表現しています。色彩の役割は重要で、その効果や分析結果について多くの関心が集まっています。
このような色彩を趣味として楽しく学びたい人や、仕事として本格的に取り組みたい人にも、多くの受験者があるのがこの色彩検定です。創設以来、すでに20年を超える実績を誇り、年々増加する志願者数は累計で120万人を超えています。試験の正式名称は「文部科学省後援 色彩検定」と言います。1995年度より文部科学省認定、2006年度からは同省後援の「技能検定」となりました。

色彩検定の試験級は、1級から3級までの3種類。合格するとA・F・Tにより「色彩コーディネーター」の称号が与えられます。
・各試験のレベル
 3級:色彩に関する基本的な事柄を理解している。
 2級:3級の内容に加え、基本的な事柄を理解し、技能を持っている。
 1級:2級と3級の内容に加え、色に関する事柄を十分に理解し、技能を持っている。

最近の試験の特徴は、志願者が幅広い年齢層に広がっており、文部科学省後援の検定試験ということもあってか、比較的、学生が多いことや、ファッション、インテリア、グラフィック等のデザイナーから、販売、企画、事務といった職種の人達まで、一般の社会人に幅広く受け入れられてきていることです。

 
試験方式  ●1級
・1次試験 マークシート方式(一部記述式) 試験時間90分  2次試験 記述式(一部実技) 試験時間90分
※1次試験合格者は以降2年間に限り、再受験の際には1次試験が免除される。
●2級
・マークシート方式(一部記述式) 試験時間80分
●3級
・マークシート方式 試験時間70分 

3級 2級 1級
実施時期 夏期 6月  冬期 11月 夏期 6月  冬期 11月 冬期のみ
1次試験11月 2次試験(12月)
試験方式 マークシート方式
マークシート方式
(一部記述式)
・1次 マークシート方式(一部記述式)
・2次 記述式(一部実技)
試験時間 70分 80分 1次 90分  2次 90分
合格ライン 各級満点の70%前後。問題の難易度により多少変動します。
※1級と2級、または、2級と3級の併願受験も可能
※1級1次試験免除システム
1級1次試験に合格し、2次試験に不合格になった場合、又は2次試験を欠席した場合は、その後2年間(2回)に限り1次試験が免除になり、2次試験の結果のみで合否が決定されます。ただし、その場合でも新たに受験申込みが必要となります。
受験資格  学歴、年齢、性別、国籍などに制限はありません。誰でも、何級からでも受験できます
 試験科目 ・試験の各級別レベル⇒ レベルの内容

・3級 (基本的な事柄の理解が必要)
    色彩と生活・光と色・色彩調和・インテリア・色の表示・色彩心理・ファッション・環境
・2級 (基本的な事柄の理解と技能が必要)
    色彩と文化・光と色・色彩調和・ファッション・環境・色の表示・色彩心理・色彩効果・インテリア
・1級 (十分な理解と技能が必要)
    彩の実務・光と色・色彩調和・プロダクト・環境・色の表示・色彩心理・ファッション・インテリア
スケジュール  ・試験の実施(夏期6月 冬期11月)
    夏期: 3級・2級  ・冬期: 3級・2級・1級   
・合格発表
    夏期:7月下旬   ・冬期:3級・2級 12月下旬、1級1次 12月上旬、1級2次 1月下旬


2017年度夏期・冬期 色彩検定試験日程
試験会場  ・北海道から沖縄までの全国   1級 2次試験は札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、福岡の6地域
※受験会場の詳細は、申込み後、受験票に記載される。
エリア別受験地一覧
受験料  1級 15,000円  2級 10,000円  3級 7,000円
資格 難易度 
・難易度  1級 「B」普通   2、3級 「C」やや易
・合格率   ・2016年度色彩検定試験結果 ⇒詳細
   1級 2級  3級  合計 
 志願者数(人)  1,803 12,161  27,292  41,256 
 合格者数(人) 473  6,993  19,152  26,618 
 合格率(%) 29.8  62.8  75.3 


※参考データ
・ 2015年度色彩検定試験結果
   1級 2級  3級  合計 
 志願者数(人)  1,835 12,270  26,185  40,290 
 合格者数(人) 510  7,435  18,386  26,331 
 合格率(%) 31.9  66.2  75.4 

・2014年度色彩検定試験結果
       合格率 1級33.3% 2級63.5% 3級75.7%



【資格の難易度レベル・難易度ランキング】
・色彩検定は、3級は基礎的な色彩学、2級は色彩学の基礎を発展させたレベル、難易度が一番高い1級は、色彩学の専門知識があり、配色の提案などが出来るレベルです。社会人の場合で、仕事で色彩学の知識が必要な人であれば、1級の取得を目指すことが望まれます。受験対策は、1級でも公式テキストを見て理解しがら問題集を繰り返し解く方法が色彩検定の場合はベストです。
  受験対策
 &
資格の将来性
色彩に関する資格は3種類あります。1つは、この「色彩検定」で、全国服飾教育者連合会(AFT)主催で文部科学省後援の検定試験。もう一つは、「カラーコーディネーター検定試験」で、これは東京商工会議所主催(東商)です。3つめは、全国美術デザイン教育振興会主催の「色彩士」という資格です。
その中でも、「色彩検定」は2006年度には文部科学省後援の技能検定となりました。また、創設以来、すでに20年を超える実績があり、年々増加する志願者数は2009年で累計110万人を越えています。

・1級
試験では、1級の合格率が過去は10%前後で難関であったが、最近は30%前後と軟化しているため、十分狙える資格になりました。1次試験は2級合格者ならさほど難しくないでしょう。問題は2次試験の実技です。実際にカラーカードで色をコーディネートしていきます。これには、様々な色のシステムを変換していく作業も必要で、難易度は高いです。
色彩検定1級を合格すると、A・F・Tで色彩講師養成講座受講することができます。この講座は「色彩講師」として、必要な幅広い知識と高い指導力を身につけることを目的に実施されています。

・2級
試験内容は、「色彩文化、光の性質、配色の技法、環境色彩計画の手順と内容、オストワルト表色系、心理的評価方法、美的校正と配色、インテリアの照明」などで、やや応用的な内容が多くなってきます。内容を本当に理解しているかどうかが問われますので、直前の丸暗記では難しいでしょう。

・3級
試験内容は、「色彩の働き、光と色、配色の方法、インテリアと色彩、色の名前、色の心理的効果、ファッションと色彩、エクステリア環境色彩の基礎」など、基本的な部分がほとんどです。3級の公式テキストを1ヶ月ぐらいしっかりやれば、セミナーや講座などを受けなくても合格できます。 難易度は高くありません。
前半は理論中心で暗記さえできていればすぐに解けるものばかりです。従って、後半の写真付き問題が確実に解けるかどうかで合否が分かれると考えていいでしょう。

2級・3級の試験対策は、公式テキスト3級、2級を準備し、それを文章を理解しながら徹底的に読み込みます。「色」と「名前」を一致させるのは少しやっかいですが、ここができないと得点が取れないと思ってください。合格点が70点前後なので、全体をバランス良く勉強をしておく必要があります。なるべく苦手項目がないように考えながら過去問などでテキスト問題をこなすとよいでしょう。
独学でも十分に合格できますが、時間とお金の余裕があれば、専門学校や通信講座などで勉強した方がより理解も深まり、資格取得後にもその知識が生きてきます。
この試験の志願者は生涯学習の名にふさわしく小学生からお年寄りまで幅広い年齢層に広がっています。文部科学省後援の検定試験であるため、学生が非常に多いのが特徴の一つです。(10代〜20代で約8割を占めます)
ただ、近年では、インテリア、ファッション、グラフィックな どのデザイナーと呼ばれる人達から、一般的な職種の人達まで、社会人にも幅広く受け入れられています。
色に関する学習は学校教育ではほとんど触れられることがありません。また、この試験が、年齢、性別、学歴などに関係なく誰でも気軽に受験できることや、日常生活の場面で「色彩」は楽しく学びながら活かす事ができる、といったことが評価につながり、生涯教育として受け入れられている理由のようです。
また、実際に色彩検定の資格を取得するとファッション業界やインテリア業界などへの就職の際に有利になることは確かです。

※「色彩検定」と「カラーコーディネータ」
色彩検定は文部省の資格、正式名称は『文部科学省後援 色彩検定』といいます。そしてカラーコーディネーターは東商の資格です。
試験内容の違いは、一言で言えば、AFTの色彩検定の場合は実践面重視、特に配色に重点が置かれています。東商のカラーコーディネーター検定は、用語の意味や使い分けを正しく理解することなど、基本知識重視型の試験です。試験で問われること自体はあまり変わりません。
2005年に色彩検定がやや大幅なテキスト改訂を行ない、色彩検定とカラーコーディネーターの資格の内容が近づき、勉強する理論においては重なる部分が増えました。ところが、両者で使用するカラーカードが違うので、色の表記法が全く違っています。

ただ、試験に関しては、平均的には色彩検定よりもカラーコーディネーター検定の方が難易度が高いようです。色彩検定の2級とカラーコーディネーター3級が同程度の難易度でないかと判断します。
また、カラーコーディネーター1級は、色彩検定でカラーの知識を勉強していれば、カラーコーディネーター2級・3級を取らなくても大丈夫だと思います。
どちらも勉強したいと考える方には、 色彩検定の3級〜2級をまず勉強されることをお勧めします。カラーコーディネーターより、色彩検定のほうが、試験対策の本や、学校・講座などもたくさんあるので、自分に向いた勉強法が選びやすいはずです。また、東商のカラーコーディネートのテキストには数字などが多く出てくるので、苦手感覚を持たれる方がおられるかも知れません。
いづれにしても、履歴書に書いて力を発揮できるのは、どちらの検定も2級以上です。

◆チョット一言
色彩検定を勉強すれば、色彩調和や色彩効果の専門家として、ファッションやデザインなど多彩な分野で知識を活用できますが、さらに深く学んでキャリアアップすれば、カラーコーディネーターやインテリアコーディネーターのような、専門の仕事につくための武器にすることができます。アパレルやインテリア関係の仕事以外に、飲食関係や、趣味でセンスアップしたいと思っておられる方などにもおすすめの資格です。
また、洋服から、雑貨、食品など、ありとあらゆるところに色彩は使われており、配色センスと専門知識を活かし、食料品や衣料品、住宅などの各種メーカーの商品開発、広報部で、商品や広告の制作などに携われるほか、販売や営業などの接客業でもその知識は役に立ちます。
通信講座   カラーコーディネーター関係資格スクール・講座一覧
通学スクール   色彩検定1級対策講座            色彩検定2級・3級対策講座
教材          
売れ筋教材  「色彩検定」資格本のAmazon売れ筋ランキング
問い合わせ先  公益社団法人 色彩検定協会  http://www.aft.or.jp/index.htm
〒100-0011 東京都千代田区内幸町1-1-1 帝国ホテル本館6F   TEL03(5510)3737    
 
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