繊維製品品質管理士(TES)


資格名 繊維製品品質管理士 (Textiles Evaluation Specialist=TES)
 資格の種類 民間資格         認定 社団法人日本衣料管理協会
資格の概要  昭和56年度に通商産業省(現:経済産業省)より発令された告示に基づき、繊維製品の専門家として認定された資格。資格名を「TES」とも呼ばれる。
消費者に供給される繊維業界で、生産者・販売者・消費者の間に立ち繊維製品の品質や性能の向上を図り、消費者からのクレームが出ないようにすることが仕事です。アパレル業界では切り離せない職種のひとつで、企業内でますます重要視されています。

TES資格を得るためには、日本衣料管理協会の行う認定試験に合格しなければなりません。試験は、短答式試験3科目と記述式試験2科目の計5科目で行われます。合格科 目の有効期間内(3年)に5科目すべてを満たした人は一般社団法人日本衣料管理協会に登録 され、繊維製品品質管理士証が交付されます。
登録を更新するときは、有効期限の最後の1年間に協会の行う「登録更新試験」に合格することが必要です。

試験方式  ●短答式と論文式の2つに分かれます。
・短答式(3科目) 試験時間は各60分
・論文式(2科目) 試験時間は各60分
※1度で、すべての試験科目を合格して資格をとることもできますが、4年間で段階的に取得することもできます。
受験資格  特に制限なし。誰でも受験できる。
 試験科目 短答式では繊維製品の品質管理の業務に必要とされる基礎知識を、論文式ではその応用能力がためされます。

●短答式試験 3科目(基礎知識)
・繊維に関する一般知識
1)繊維の種類と性質
2)糸、布地等の種類・製造・性質
3)染色・加工
・家庭用繊維製品の製造と品質に関する知識
1)衣料品等の企画・設計、製造
2)衣料品等の要求項目と消費性能および試験法
3)品質管理と品質保証
・家庭用繊維製品の流通、消費と消費者問題に関する知識
1)消費者行動とその調査方法
2)消費者問題と消費者政策
3)経済の変化と衣料の流通・消費
4)衣料品等の消費と消費者苦情、環境問題
記述式試験は、繊維製品の品質管理業務に携わるために必要な識見及び応用能力の有無を判 定することを目的として、次の2科目の筆記試験が行われます。

●論文式試験 2科目(応用能力)
・事 例
事例の試験では、繊維製品の品質・性能に関する消費者苦情の発生を未然に防止するための製品企画および品質管理に関する応用能力の有無が問われます。
評価は、苦情発生原因の究明、再発防止策など問題解決の的確性に主眼がおかれます。
・論 文
論文の試験は、繊維製品の品質管理業務に携わるために必要な識見および応用能力の有無が問われます。
評価は、繊維製品の品質管理業務に関連する知識とその応用能力および論旨の一貫性、表現の的確性などに主眼がおかれます。

※保有する「学歴」「職歴」「資格」によって、試験免除の制度により「繊維に関する一般知識」の科目の免除を受ける事が出来ます。免除審査で免除が認められると、この科目だけ試験合格と同じ扱いになります。免除申請対象者は要確認。
※合格科目の有効期間は3年。したがって4年間で5科目合格で資格取得できる。
スケジュール  ・試験日:例年7月の第3日曜日
・申込期間:5月中旬の10日間
・合格発表:9月中旬     

平成29年度繊維製品品質管理士(TES)試験日程
・試験日:平成29年7月16日(日) 
・受験申請受付:平成29年5月10日(水)〜20日(土)
・結果発表:平成29年9月中旬
試験会場  東京・名古屋・関西・福井・京都・倉敷・福岡
受験料  ・14,040円 税込み (過去に受験経験がある場合、税込み 10,800円 )
※免除判定申請:6,480円
※登録料:11,880円(全科目合格者のみ)
資格 難易度  ・難易度  「B」 普通
・合格率  平成28年度繊維製品品質管理士(TES)試験結果 ⇒詳細
   結果
 出願者数 2,731名
 資格認定者数  493名
 認定率  18.1%


※参考データ
・平成27年度繊維製品品質管理士試験結果
   結果
 出願者数 2,736名
 資格認定者数  552名
 認定率  20.2%
・平成26年度繊維製品品質管理士試験結果
   結果
 出願者数 2,673名
 資格認定者数  669名
 認定率  25.0%

・平成25年度試験結果
   結果
 出願者数  2,565名
 資格認定者数  495名
 認定率  19.3%
  受験対策
 &
資格の将来性
PL法が施工され、品質に関する問題が重要視されるようになり、またさらに衣料市場が成熟し、消費者が商品購入の際に品質をより重視するようになったこともあり、この試験の出願者はこの2年で約2割のペースで増えている。
試験は繊維に関する一般知識、家庭用繊維製品の製造と品質に関する知識、家庭用繊維製品の流通と、消費者問題に関する知識などが問われる。合格率は平均20%とやや狭き門。企業内で重要視され、衣料業界の人にとっては必携の資格といえる。

試験対策としては、公式テキストを用いて独学して試験に臨むのが一般的だが、受験対策講座も大学や、消費生活関連団体、日本繊維技術士センター(JTCC)などが開講している。
転職や就職時のアピールポイントとして資格取得を考えている人には、この資格単独でなく、衣料管理士や販売士などの資格も併せて取得しておくと効果が期待できると思います。

ファッション産業、アパレル産業、繊維産業、インテリア産業など、繊維製品の品質の向上や製造の知識を持った人の就職先は意外に多く、今後の将来性はありそうです。
有資格者は、紡績・織物・染色加工・アパレル・商社・百貨店・通信販売・クリーニングなど業種を問わず、また、生産・営業・商品企画・商品開発・販 売・研究・生産管理・品質管理・試験検査・苦情相談・技術など職種を問わず、活躍しています。
通信講座   -
通学スクール   TES受験講習会(JTCC)     
教材 協会が推奨する受験テキスト    
問い合わせ先  (社)日本衣料管理協会  
〒105-0011 東京都港区芝公園2-11-13-205
03-3437-6416  http://www.jasta1.or.jp/
 
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