ラジオ・音響技能検定


資格名 -
 資格の種類 公的資格    略称 A・R検定    主催  財団法人 実務技能検定協会
資格の概要  アナログ技術という観点からエレクトロニクス・オーディオの知識と技能に関する知識、能力をアナログ技術という観点から評価するわが国で唯一の文部科学省後援の技能検定試験で、1級から4級までの4段階に分かれている。かつては文部科学省認定の技能審査であったが、2006年度からの認定制度廃止により、文部科学省後援となった。これまでに累計30万人の合格者を輩出している。
検定試験の範囲は、ラジオ・エレクトロニクスの原理・設計・調整・修理法はもちろん、無線通信理論、電波法規やアナログ技術まで網羅している。

お知らせ
  
 「ラジオ・音響技能検定」は2015年11月8日の試験実施をもって休止になりました。
試験方式 
●試験は知識と技能で構成されている。
・1級    : 知識、技能両科目とも筆記、記述式で試験時間 120分
・2級〜4級: 出題は選択式で、試験時間 2級 90分 /3級、4級 60分
※2級と3級など2つの級を一度に受けることもできる。
※1科目のみ合格の場合、次年度まで有効の科目合格となり、期間内にもう1科目合格すれば、総合合格ととなる。

※試験の程度・内容
・4級
初歩的な電気の知識を持ち、初歩のラジオ受信機(中波のスーパー受信機程度)の動作原理がわかり、組立や調整ができる。簡単な音響機器の動作原理を知っている。
・3級
基礎的な電気の知識を持ち、現用受信機および簡単な音響装置の動作原理を理解し、組立、調整をすることができる。
・2級
やや高級な電気知識を持ち、各種受信機の動作原理を理解し、これを組み立てたり、調整、修理することができる。
さらに各種音響機器の動作原理を理解できる。
・1級
電気理論、電子工学、無線、通信理論、音響理論をよく理解し、各種受信機や各種音響機器の動作原理、設計、製作、調整、修理法をよく体得している。
受験資格  ・年齢・性別・国籍・学歴に制限はありません。誰でも好きな級位を受験できます。
※「科目合格」有効期間内の人は、残り科目のみの「科目受験」が認められます。
 試験科目 ●1級  
高級な電気知識。電気理論、電子工学、無線、通信理論、音響理論、各種受信機や各種音響機器の動作原理、設計、製作、調整、修理法
・知識
@電気磁気、交流理論、Aトランジスタ、集積回路知識、B電子回路理論、C無線、通信理論、D音響理論、
E高忠実度音響機器の動作原理・設計製作知識、F電波障害防止知識、G電波法規・安全技術知識
・実技
@受信機の構造、動作理論、設計法、製作法、A受信機の調整、特性試験、修理法、B音響機器の作動試験・設計・製作、C音響機器の調整、特性試験法、修理法、Dリスニングルーム知識
●2級  
やや高級な電気知識。各種受信機の動作原理、組立、調整、修理、他
・知識
@電気磁気、交流理論、Aトランジスタ、集積回路知識、B無線、通信理論、CFMステレオ受信機、D音響理論の基礎知識、各種音響機器動作原理知識、D電波障害防止知識
・実技
@受信機の設計法、製作法、A受信機の調整、特性試験、修理法、B音響機器の作動試験



●3級 
基礎的な電気の知識。現用受信機等の動作原理、組立、調整、他
・知識
@電気磁気、交流理論、Aトランジスタ、集積回路知識、B中波・短波無線機器、スーパー受信機の構成と性能、CFMステレオ受信機、D無線工学概要・電波伝搬、アンテナ基礎知識、E電波障害防止知識、F音響機器の作動原理
・実技
@組立、A測定機器知識、B音響機器の故障発見法、導通試験、電圧試験、電流試験
●4級  
初歩的な電気の知識。初歩のラジオ受信機の組立や調整、他
・知識
@直流、交流、電流、電圧、電力の基礎的理解力、A部品知識、Bダイオード、トランジスタ基礎知識、回路動作原理、C中波のスーパー受信機知識、D音の知識
・実技
@部品の基礎知識、A配線図知識、Bテスタを使っての各部の電圧、導通測定、C受信機組立の基礎知識、Dはんだ付けの基礎知識
スケジュール  試験は全級共に年1回(11月の第2日曜日)


平成27年度第67回ラジオ・音響技能検定試験日程
試験会場  ・全国19会場
函館 宮城 福島 栃木 東京 神奈川 静岡 愛知 京都 大阪 兵庫 広島 愛媛 福岡 長崎 鹿児島
※各地区の高校、専門学校などが試験会場になっている。(会場一覧から選ぶ)
受験料  ・1級 6,500円   2級 5,500円   3級 4,500円   4級 3,500円
難易度  ●難易度  2級 「B」普通
●合格率  平成26年度第67回試験結果 ⇒詳細
          合格率 1級29% 2級23%  3級51%  4級61%

※参考データ
・平成25年度第66回試験結果 ⇒詳細
   合格率 1級0% 2級23%  3級50%  4級61%
・過去の累計実績
 1級 累計受験者数 859人、 累計合格者数 50人、  合格率 6%
 2級 累計受験者数 51,241人、累計合格者数 9,486人、 合格率 23%
 3級 累計受験者数 270,771人、累計合格者数 98,549人、合格率 50%
 4級 累計受験者数 299,043人、累計合格者数 194,128人、合格率 61%
  試験のポイント

一口ガイド
試験の内容は主に電子回路や電磁気学、集積回路、音響機器の設計・修理・作成法・理論などの電気に関するものが主になります。
4級は難しくありません。難易度的にはアマチュア無線技士より少しやさしい程度と思っていいでしょう。ただ、3級以下はアマチュアレベルなので、受けるなら2級以上でないと意味が無いかも知れません。
2級になると、各種受信機の動作原理の理解と組み立て、調整ができる技術、また各種音響機器の動作原理の理解など、やや高度な電気の知識が必要になります。試験では、各種受信機、高忠実度増幅器、音響機器に関する問題などが出題されます。合格率も30%前後で試験範囲も広く、難易度が高い試験になります。
1級は合格者なしのときもあるほどで、難しさは群を抜いています。

当然、上級になるほど広範な知識が必要になりますので、必要によりそれぞれの専門書(回路動作原理、中波短波のスーパー受信機知識、トランジスタ、集積回路知識、FMステレオ受信機、無線工学概要、電波伝搬、アンテナ基礎知識、電波障害知識など)などで勉強する必要があります。特に2級以上は回路の仕組み等、かな り専門的な内容になりますのでしっかりとした緻密な勉強が必要です。
2級以上の合格者は、「資格アドバンテージ推薦入試」の対象者として、工学院大学などでは推薦入試で有利な対象となるようです。

尚、この検定試験はマイナーなので、参考書類がほとんど出ておらず、不便な面がありますが、電気工学などの出身で基礎知識がある人なら、検定2級なら、問題集をきちっとこなす程度の学習で合格できると思います。
工業系の学生の方で、大学工学部などに進もうと進路を決めている方にはぜひ2級を目指してもらいたいと思います。

学業の一部、あるいは仕事にエレクトロニクスやオーディオに関わりを持つ人には、その「知識」「技能」を正しく評価し、実力を証明するものとして、取得していると有利な資格となりますので、この検定試験は欠かせないでしょう。
また、エレクトロニクス・オーディオに関する国内唯一の資格なので、取得していれば家電メーカーのエレクトロニクス部門などへの就職・転職にも有利に働きます。
通信講座   -
通学スクール   音響関係専門学校一覧       サウンドクリエーター スクール・講座一覧
教材 ラジオ・音響技能検定試験対策教材
問い合わせ先  〒169-0075 東京都新宿区高田馬場4-2-38  http://www.kokusai-bc.or.jp/
        公益財団法人国際文化カレッジ  ラジオ・音響技能検定部 Tel. 03-3361-1541
                             ディジタル技術検定部  Tel. 03-3361-1541
 
HOME


Copyright(c)2009資格の難易度All Rights Reserved.