メンタルヘルスマネジメント検定


資格名 -
 資格の種類 公的検定試験      主催 大阪商工会議所  
資格の概要  この検定試験は職場でのストレスに悩む人や心の不調による休職・離職の増加を受けて、働く人の心の病を未然に防ぎ健康を増進することを目的とし、働く人たち自身がメンタルヘルスケアの知識を習得し、その習得したメンタルヘルス対策の知識・技術・態度を判定する試験です。2006年度から大阪商工会議所が東京、名古屋など全国主要都市の商工会議所と連携して実施しています。
初年度(2006年度)の受験申込者数は10,591人、それ以後は増加してきましたが、10年目を迎えた2015年度の受験申込者数が2月末現在で41,964人に達し、初めて年間4万人を突破しました。
また、試験開始以来の受験申込者の累計は281,812人。うち管理職向けのラインケアコースの受験者が182,542人で、全体の約2/3を占めます。

試験には、T種(マスターコース)・U種(ラインケアコース)・VI種(セルフケアコース)の3つのコースがあります。
T種(マスターコース)は人事労務管理スタッフ、経営幹部対象、U種(ラインケアコース)は管理監督者(管理職)対象、V種(セルフケアコース)は一般社員・新入社員に対するメンタルヘルス啓発を目的としています。
試験方式  通常の検定試験のように1級、2級、3級という難易度別のコースではなく、T種、U種、V種というように対象となる階層別にコースが設定されている。
●T種(マスターコース)
・マークシート方式 2時間/100点 論述式 1時間/50点  配点はマークシート方式150点、論述式50点
合格基準 得点の合計が140点以上必要。但し、論述式の得点が25点以上であること。
●U種(ラインケアコース) 
・マークシート方式 2時間/100点 配点は100点   合格基準 70点以上の得点
●V種(セルフケアコース)
・マークシート方式 2時間/100点 配点は100点 合格基準 70点以上の得点。
※採点方法は絶対評価基準である。ただし、T種(マスターコース)については論述式があり、論述採点は相対基準と考えられる。
受験資格  3つのコースとも学歴・年齢・性別・国籍に制限はない。
希望のコースを受験できる。T種とU種、U種とV種を同日に受験することも可。
 試験科目 T種は9分野から、U種は7分野から、V種は5分野から出題される。
・T種9分野
(1)企業経営におけるメンタルヘルス対策の意義と重要性
(2)メンタルヘルスケアの活動領域と人事労務部門の役割
(3)ストレスおよびメンタルヘルスに関する基礎知識
(4)人事労務管理スタッフに求められる能力
(5)メンタルヘルスケアに関する方針と計画
(6)産業保健スタッフ等の活用による心の健康管理の推進
(7)相談体制の確立
(8)教育・研修
(9)職場環境等の改善
・U種7分野
(1)メンタルヘルスケアの意義と管理監督者の役割
(2)ストレスおよびメンタルヘルスに関する基礎知識
(3)職場環境等の評価および改善の方法
(4)個々の労働者への配慮
(5)労働者からの相談の方法
 (話の聴き方、情報提供および助言の方法等)
(6)社内外資源との連携と労働者のプライバシーへの配慮
(7)心の健康問題で休業した労働者の職場復帰支援

・V種5分野
(1)メンタルヘルスケアの意義
(2)ストレスおよびメンタルヘルスに関する基礎知識
(3)セルフケアの重要性
(4)ストレスへの気づき方
(5)ストレスへの対処、軽減の方法

※2009年6月に法制面・指針・各種データの更新に合わせてテキストが一新された。また、I種では採点基準
が修正された。
スケジュール  T種は年1回、例年10月 
U種とV種は年2回、例年3月と10月に実施。


2017年度メンタルヘルスマネジメント検定 公開試験日程(第23・24回)
(第23回試験)
・試験日:2017年11月5日(日) 
・受験申請受付:2017年8月30日(水)〜9月29日(金)
・合格証発送:U・V種=12月15日(金)/T種=2018年1月10日(水)  
試験会場   札幌、仙台、さいたま、千葉、東京、横浜、浜松 、名古屋、京都、大阪、神戸、広島、高松、福岡
※この中から受験地を選択します。
 受験料
I 種(マスターコース)
10,800円
II 種(ラインケアコース)
6,480円
III 種(セルフケアコース)
4,320円
※金額は税込み価格です。
資格 難易度  ・難易度 T種 「B」普通   U種 「C」やや易
・合格率  2016年度第21回 公開試験結果 ⇒詳細
コース
実受験者(人)
合格者数(人)
合格率(%)
T種(マスターコース)  1,610  296  18.3 
U種(ラインケアコース) 9,601 4,733 49.3
V種(セルフケアコース) 4,473 3,495 78.1
       
※参考データ
・2015年度第20回 公開試験結果
コース
実受験者(人)
合格者数(人)
合格率(%)
U種(ラインケアコース) 9,165 5,003 54.6
V種(セルフケアコース) 4,408 3,627 82.3

・2015年度第19回 公開試験結果
コース
実受験者(人)
合格者数(人)
合格率(%)
U種(ラインケアコース) 7,620 3,711 48.7
V種(セルフケアコース) 4,081 3,200 78.4
 受験対策
  &
資格の将来性
この検定試験のT種の出題内容は、人事管理の観点から相談体制の確立や研修、職場環境などについて出題され、論述試験もあり、合格率も10%台で難易度も高く、U種・V種の試験とは別物と考えたほうが良いでしょう。
この試験のポイントは論述試験。合格率は15%程度で、かなり低い。この試験のT種・U種・V種の種類別は、基本的には難易度の差でなく、試験対象の違いである。試験問題は、V種、U種がマークシート式のみの試験だが、T種だけは、マークシートだけでなく、論文試験もあり、合計3時間というロングランになっている。
内容的に細かいところを問う問題が多く、出題はテキストに比較的忠実であるため、テキストを細かくチェックすることがポイントになると思われます。

試験対策は公式テキストを利用して独学での学習でも対応は可能ですが、確実に合格したい人はスクールがおすすめです(スクールの受験対策講座には通学制や通信制もある)。
また、試験直前には大阪商工会議所主催の受験対策講座を、東京・名古屋・大阪などで開催されている。
※普通は、公式テキストをしっかりやるのが合格への最短ルートであるとされるが、この試験に限っては、日本能率協会マネジメントセンターの「メンタルヘルス・マネジメント検定試験 重要ポイント&問題集 」が絶対のオススメ。この問題集をまじめにやれば80〜90%OK。直接2級受験でも問題ないと考えられます。(公式テキストは価格も非常に高い)

この試験は、働く人たちの心の疾病を未然に防ぐことに重きを置き、産業保健の視点だけでなく人事労務管理の視点からも構成されているのが特長です。また、職場内のそれぞれの立場の人がメンタルヘルスに対する正しい理解と適切な対応を講じるのに必要な知識・技術・態度を、精神医学や臨床心理学、産業・組織心理学、組織論、労働法学など幅広い分野から体系的に習得できるカリキュラムになっていますので、特に管理職・マネージャー、経営者産業医・保健師カウンセラー・相談員人事労務担当者など、職場のストレスに関わる方におすすめです。
この検定試験合格だけで就職するのは難しいですが、経営者・人事労務管理就労者および、それを目指す方には注目の資格です。仕事としては、働く人たちの心の病を未然に防ぎ、悩んでいる人への早期のカウンセリング、自身のケア、メンタルヘルスケア人材の育成などでしょう。。
労働環境の変化から働く人のストレスは増長されやすくなり、心の病による休職や離職、自殺の増加が社会問題となってる今、メンタルヘルス・マネジメント検定は非常に注目されている試験です。

※「ラインケアコース」の難易度について
・ある程度この分野の基礎知識が必要な、初級〜中級向けの試験と考えてよいでしょう。
・実務経験はなくても基礎知識をある程度持っている人なら、独学で60〜70時間程度集中して勉強すれば合格できるレベルです。
※「V種 セルフケアコース」の難易度について
出題範囲がかなり広いだけでなく、その年によってかなり出題傾向が違うため、過去問集を十分こなしておいても、そこからはほとんど出題されない、と思って間違いありません。とにかく出題傾向や試験科目が予測不可能という予想外に難しい試験です。
※受験対策は、基本的には過去問中心の勉強法になりますが、過去問に取り掛かる前に十分テキストを理解しながら読破することが大切です。過去問を徹底的に解き、分からないところや間違ったところはテキストを見直して覚える、ということの繰り返しになります。過去問は3〜4周するくらいに取り組まねばなりません。
 (使える教材)
 メンタルヘルス・マネジメント検定試験 重要ポイント&問題集 
 メンタルヘルス・マネジメント検定試験公式テキスト 2種 ラインケアコース

※参考情報
日経キャリアマガジンと日本経済新聞社が2015年11月に共同で実施したビジネス系資格調査で「お役立ち資格ランキング」の調査結果が公表されていました。「お役立ち資格ランキング」の調査には2種類あり、一つは回答者が保有する資格の中で「」のランキングと、もう一つは回答者が「自主的に取得したら役立った資格」のランキングです。ランキング結果1つにまとめると下表のとおりになりました。
   仕事に役立っていると考える資格  自主的に取得したら役立った資格
 1  管理業務主任者  管理業務主任者
 2  プロジェクトマネジャ   TOEFLテスト
 3  メンタルヘルスマネジメント検定U種  メンタルヘルスマネジメント検定U種
 4  TOEFLテスト  ネットワークスペシャリスト
 5  データベーススペシャリスト  データベーススペシャリスト
 6  証券アナリスト(CMA)  ビジネス実務法務検定 準1 級、2 級
7  ITILファンデーション  日商簿記検定1級
 8  二種証券外務員   TOEIC (Bレベル730〜860点未満)
 9  ネットワークスペシャリスト  ファイナンシャル・プランナー(CFP)
 10  TOEIC (Bレベル730〜860点未満)  日商簿記検定2級
通信講座   日本マンパワーの「メンタルヘルス・マネジメント通信講座」  
ユーキャンのメンタルヘルス・マネジメント(R)検定講座
通学スクール  商工会議所の「メンタルヘルス・マネジメント検定試験対策講座」
 教材
  売れ筋教材 「メンタルヘルスマネジメント」資格本のAmazon売れ筋ランキング一覧
問い合わせ先  メンタルヘルス・マネジメント検定試験センター  http://www.mental-health.ne.jp/
 TEL06(6944)6141   info@mental-health.ne.jp

    大阪商工会議所
 
HOME


Copyright(c)2009資格の難易度All Rights Reserved.