メンタルケア心理士


資格名 メンタルケア心理士
 資格の種類 民間資格            主催 メンタルケア学術学会
資格の概要 
多大なストレスを抱える現代社会において、心の問題は年を追って大きくクローズアップされています。このような状況下で、精神の健康やその健康を維持し、心理的な負担を軽減することを目的に、幅広い知識に基づきカウンセリングという相談援助を行える「メンタルケア」の専門家が、今、求められています。

相談援助や心理カウンセリングのスキルを証明する資格が「メンタルケア心理士」です。この資格を取得すれば、医療・福祉・教育・産業・公共サービスなどでの心理カウンセリングや、心理療法によるカウンセリングやコミュニケーション向上で求められる基礎的なスキルを身につけていることを証明できます。
メンタルケア心理士の上位資格に「メンタルケア心理専門士」という資格がありますが、 メンタルケア心理士およびメンタル心理専門士は、平成24年4月からメンタルケア学術学会の学会認定資格に移行しました。 メンタルケア心理士認定試験の合格者に対し「メンタルケア心理士」称号が授与されます。

※メンタルケア学術学会とは、「内閣府特別の機関 日本学術会議協力学術研究団体 メンタルケア学術学会」が正式名称で、2006年6月に設立されました。メンタルケア学術学会は日本学術会議協力学術研究団体の指定を受けたことで、国が認める学術団体になったことになります。


(注)「メンタルケア心理士」、「メンタルケア心理専門士」は、2017年4月1日より出題範囲及びガイドラインの完全改定が行われます。従って、現行の出題範囲及びガイドラインで受験予定の方は、移行期間中に受験が必要です。
     移行期間:2015年4月1日〜2017年3月31日
     改定後の出題範囲及びガイドラインの施行:2017年4月1日



◆心理士資格関連のニュース

 
※国家資格の「公認心理師法案」が成立し、早ければ2017年には新資格が誕生する予定になりました。
新国家資格「公認心理師」は、現在の臨床心理士と受験資格その他が似ていることもあって、「公認心理師」は民間資格の臨床心理士が格上げされるのではないか、という噂もあるようですが果たしてどのようになるのか・・・。
「公認心理師」の資格条件や資格の難易度などの詳しい情報は「公認心理師」で確認できます。

国家資格「公認心理士」法案の概要(国会審議で修正の可能性もあり)を抜粋しました。
試験方式  ・在宅試験

※試験形式は、「文章作成」方式で学科出題範囲及びガイドラインの事柄についての記述問題(総文字数800字程度)になっています。
在宅試験ですが、試験問題も試験当日の午前中に特殊郵便で本人に配達されるなど、試験会場で行われるものに極力近づけるように工夫されています。 

公式サイトの資格認定細則の「第4条 資格認定審査」記載内容
1.実施回毎の受験者偏差値55以上または8割正答を合格基準として学科、文章作成共に判定をし、合格基準に達している者
2-1 学科または文章作成免除基準
受験回の最低合格得点の学科および文章作成の合計得点を上回り、且つ学科または文章作成のいずれかが不合格である場合。
2-2 免除有効期限
2-1 に該当する学科または文章作成の免除該当者は、免除対象となった受験回の次回に限り、その免除を有効とする。以降については、免除を取り消しとする。
2-3. 免除該当受験回受験料
審査料は4,000円とする。なお、認定料および認定証書一式は変更はないものとする。
3. 在宅試験:受験願書記載の住所で行う。
4.審査料は7,500円、認定料および認定証書一式は3,500円(税込)とす
受験資格  (1)メンタルケア学術学会の指定教育機関においてメンタルケア心理士(R)講座の受講修了をした者(注1) 
(2)認定心理士の資格保有している者 
(3)産業カウンセラー初級の資格を保有している者 
(4)文部科学省の定める4年制大学心理学部、学科または心理隣接学部、学科卒業者(注2)

※(注1)学会指定教育機関
※(注2)「メンタルケア心理士」の学士・修士受験規定
 試験科目
【学科】 出題数20問
(1)精神解剖生理学 
・生化学に関する基礎知識:染色体と遺伝子 タンパク質 酵素 脂肪 炭水化物
・解剖生理学に関する基礎知識
  人体の組織:骨格、筋肉
  人体の器官:消化器系、循環器系、呼吸器系、泌尿器系、生殖器系、感覚器系、内分泌系、神経系
・薬についての基礎知識:薬理学:吸収、分布、代謝、排泄 薬の形状 
(2)精神医科学 <DSM-IV分類法に準拠>
・精神障害に関する基礎知識
  精神病:統合失調症:妄想性障害
  気分障害:うつ病性障害 双極性障害
  神経症:不安障害:パニック発作 広場恐怖 パニック障害 特定の恐怖 社会恐怖 強迫性障害 PTSD
・身体疾患と精神症状に関する基礎知識:腎不全 肝炎 脳卒中 パーキンソン病 認知症 糖尿病 クッシング症候群 更年期障害 甲状腺機能低下症 癌 ステロイド 梅毒
・薬剤に関する基礎知識
・抗うつ薬(三環系(第1群)、四環系(第2群))
  SSRI(第3群)
  抗不安薬:ベンゾジアゼピン系
  抗精神薬:フェノチアジン系 ベンザミド系、ブチロフェノン系
  抗精神薬・睡眠薬系統等 
(3)カウンセリング基本技法 
・カウンセリングとは:カウンセリングの目的 カウンセラーの存在 職域におけるカウンセリング
・カウンセリング倫理:カウンセリングに関わる倫理
・カウンセリング概論:インテーク面接 共感的理解 転移 適応機制 カタルシス 心理アセスメント
・カウンセリングと医療の関係:チーム医療 地域精神医療 ケースカンファレンス
・心理療法基本:来談者中心療法 指示的カウンセリング

【文章作成 】
 形式:学科出題範囲及びガイドラインの事柄についての記述問題(総文字数800字程度)

公式サイトの資格認定細則の「第4条 資格認定審査」記載内容
 年度毎に定める出題範囲より以下の通り出題する。
・学科(筆記試験(多岐選択式問題、穴埋め問題、記述式問題等))20問
・文章作成(出題範囲の事柄についての記述問題(総文字数800字程度))
スケジュール  ・試験日:例年4回/年 ( 7月 9月 12月 3月)

平成27年度「メンタルケア心理士」認定試験日程
平成27年度「メンタルケア心理専門士」認定試験日程
試験会場  自宅
 受験料 審査料7,700円   資格(ライセンス)申請料:3,500円
難易度  ・難易度  C 「やや易」
・合格率  (協会発表) 平均合格率 (在宅受験)42.7%  (会場受験)36.8%

 年齢別合格率
     10代2%  20代29%  30代42%  40代20% 50代6% 60代1% 
 職種別合格率
  医療福祉関係23% 会社員20% パート・アルバイト16% 主婦14% 自営業9% 学生6% 公務員・教員4%  

※参考データ
・過去の合格率
 平成20年7月試験 41.1%   平成20年9月試験 41.0%   平成20年12月試験 36.2%   
  試験のポイント

一口ガイド
この資格の資格取得までの順序は、大体以下の通りです。
(受験資格がない場合)
@協会指定のメンタルケア心理士講座受講・修了→A願書提出→B受験票到着→C試験問題到着(当日)
 →D試験開始→E問題返送→F合格発表(約1ヵ月後)→G学会入会・認定証発行手続

講座や試験はそれほど難解な内容ではありませんが、在宅試験で取得できる資格の中では難易度は高い方です。どの講座も学習期間はおおよそ6ヵ月程度です。80%程度の得点があれば合格できますので、通信講座できちっと知識を修得する気持ちでしっかりと勉強すれば合格ライン到達はそれほど難しくはありません。
ただ、この資格に関係する仕事は人とコミュニケーションを取るのが得意な人や、人の話に真剣に耳を傾けられ、共感できる人に向いているため、話しやすい雰囲気を持つ人や感情に流されにくい人などに向いていると思います。

メンタルケアを学び、幅広い知識・技術を身につけることにより、日常での基本的なメンタルケア自己コントロールや、職場でのコミュニケーションによる人間関係の向上のほか、心理カウンセリングなどで人が抱えるストレスを最小限に止めることなどが可能になり、医療・福祉や教育の現場はもちろん、一般企業などでも幅広い分野で知識・技術を活かせることができます。ストレス社会と呼ばれる現在、心のケアの必要性は企業でも注目されています、メンタルケアの基礎を身につけることによって、人と関わる幅広い職種でますます活躍の場が広がることが期待されます。
通信講座   心理カウンセラー 講座一覧
通学スクール 心理カウンセラー 通学スクール・講座一覧        メンタルヘルス 通学スクール・講座一覧
教材  メンタルケア心理士対策教材一覧
問い合わせ先  メンタルケア学術学会   http://www.mental-c.com/
〒 160-0023 東京都新宿区西新宿3-2-27オーチュー第7ビル4F
  TEL03(5326)7785
 

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