資格名

高圧ガス製造保安責任者 

資格の種類国家資格
主催高圧ガス保安協会
資格の概要

高圧ガス製造保安責任者試験は、高圧ガスによる災害を未然に防止するため、高圧ガスの製造及び販売業務に従事する者に必要な資格並びに液化石油ガスによる災害の発生を防止するため、液化石油ガスの設備工事等を行う者の資格として、経済産業大臣及び各都道府県知事から委譲を受け、12種類の国家資格試験が年1回実施されています。
高圧ガス製造保安責任者の資格を取得すると、高圧ガスに関する第一種製造者等に当たる事業所で保安の職務に就くことができます。ただ法律上、高圧ガスはその種類によって使われる場所が全く異なるため、高圧ガス製造保安責任者の資格も細かく分かれており、その名前も異なります。
※「高圧ガス製造保安責任者」とは、高圧ガスに関する第一種製造者等に当たる事業所において保安のために設置しなければならない各職務に選任されるために必要とされている免状、および免状を交付された者、の総称を言います。

(高圧ガス製造保安責任者資格の種類)
・化学及び機械
 甲種化学・甲種機械責任者/乙種化学・乙種機械責任者/丙種化学(特別試験科目)責任者
 /丙種化学(液化石油ガス)責任者
・冷凍機械
 第一種冷凍機械責任者/第二種冷凍機械責任者/第三種冷凍機械責任者
・その他
 ガス主任技術者/特定高圧ガス取扱主任者/液化石油ガス設備士

(試験の種類)
1.高圧ガス製造保安責任者試験
 <1>甲種化学 <2>甲種機械 <3>乙種化学 <4>乙種機械 <5>丙種化学(液化石油ガス) <6>丙種化学(特別試験科目) <7>第一種冷凍機械 <8>第二種冷凍機械 <9>第三種冷凍機械
2.高圧ガス販売主任者試験
 <1>第一種販売 <2>第二種販売
3.液化石油ガス設備士
※いづれも経済産業大臣による試験、または都道府県知事による試験に合格することで資格は取得できます。

◆高圧ガス製造保安責任者の講習について
高圧ガス製造保安責任者の資格を取得するには試験を受けて合格しなければなりませんが、試験の一部免除措置を受けられる講習を受講することができます。
・講習があるのは、化学および機械の資格だけです。冷凍機械にはありません。講習の最後に検定試験があります。この試験に合格すると講習修了になります。
・講習は、「法令」「保安管理技術」「学識」の3科目。期間は3日間、1日7時間の受講になります。さらに、最終日には保安管理技術と学識の検定試験が実施されます。
・講習の主催は高圧ガス保安協会。料金は18,840円~20,500円。
 甲種は年に1度、乙種、丙種は年に2度開催されます。 ⇒申込みや詳細はこちらで確認できます。

試験方式

(1)甲種/第一種冷凍機械
(2)乙種/丙種/第二種冷凍機械
(3)販売/第三種冷凍機械
(4)液化石油ガス設備士

 ●試験方式は(1)、(2)、(3)、(4)は共に筆記試験で構成されています。
 ・法令試験:択一式 (1)、(2)、(3)、(4)
 ・保安管理技術:択一式 (1)、(2)、(3) 配管理論等:択一式(4)
 ・学識:記述式(1) 択一式 (2)
●試験時間:法令(60分)/保安管理技術(90分)/学識(120分)
●合格基準:すべての学科で60%前後の正解率を取れば合格になります。

受験資格

年齢、学歴、経験に関係なく誰でも受験できます。

試験科目

●高圧ガス製造保安責任者試験
  法令・保安管理技術・学識の3科目。 但し、第三種冷凍機械には学識はありません。
●高圧ガス販売主任者試験
  法令・保安管理技術の2科目。
●液化石油ガス設備士試験
  筆記試験:法令・配管理論等の2科目
  技能試験:上記の筆記試験に合格した人
※試験科目免除制度
科目免除制度について
ある種類の高圧ガス製造保安責任者試験に合格している人が、新たに別の種類の高圧ガス製造保安責任者試験や高圧ガス販売主任者試験を受けようとする場合には、合格している試験の種類と新たに受けようとする試験の種類との組合せにより、試験科目の一部が免除されます。
※協会では国家試験科目が一部免除される講習を実施しています。この講習の課程を修了すると、国家試験の受験手続きの際に、「保安管理技術」と「学識」の科目について免除申請することができます。⇒詳しい内容

スケジュール

●試験実施:11月第2日曜日
●申込受付:例年8月下旬~9月上旬
●合格発表:甲種化学、甲種機械及び第一種冷凍機械:1月下旬
      その他の科目:1月上旬

平成30年度高圧ガス保安協会講習日程の案内

試験会場

●甲種化学、甲種機械及び第一種冷凍機械:「経済産業局単位」
  北海道、宮城、東京、名古屋、大阪、広島、香川、福岡、沖縄
●乙種・丙種化学、乙種機械、第二・第三種冷凍機械ほか:「都道府県単位」
  全国約65箇所にて実施されます。

受験料

・甲種化学、甲種機械、第一種冷凍機械:インターネット申込12,400円/書面申込13,000円
・乙種化学、乙種機械、第二種冷凍機械:インターネット申込8,500円/書面申込9,000円
・丙種化学(液化石油・特別試験) 第三種冷凍機械:インターネット申込8,400円/書面申込7,900円
・第一種販売:インターネット申込7,100円/書面申込7,600円
・第二種販売:インターネット申込5,500円/書面申込6,000円
・液化石油ガス設備士:インターネット申込20,200円/書面申込20,700円

資格難易度

●難易度  
  甲種(化学、機械)責任者 「B」普通  
  甲種(化学、機械)責任者以外 「C」やや易
●合格率  
     平成28年度高圧ガス製造保安責任者試験結果(大臣試験)⇒詳細
   甲種(化学):合格率 56.7%(受験者数905名 合格者数513名)  
   甲種(機械):合格率 52.9%(受験者数1,422名 合格者数752名)
   第一種冷凍機械:合格率 62.8%(受験者数1,446名 合格者数908名) 

※参考データ
・平成27年度高圧ガス製造保安責任者試験結果
  乙種(化学):合格率 42.3%(受験者数3,089名)  
  乙種(機械):合格率 36.6%(受験者数6,864名)
  丙種化学:(液石)42.4%  
  丙種化学(特別):48.8%
  第二種冷凍機械:34.9%  
  第三種冷凍機械:35.0%  

受験対策&
資格の将来性

高圧ガス製造保安責任者試験は、出題が「学識」・「保安管理」・「法令」の3項目で構成されているため大変幅が広く、中でも甲種の「学識」はオール記述なので難関です。また、3科目のうち1科目でも落とすと不合格であることがさらにハードルを高くしています。
学識では予測できないような出題もあるため、高圧ガス保安協会が発行している過去問と計算問題集などを使い、学習を進めておくことがベストでしょう。
ただ、「保安管理」では細かいところまで問う問題が出るので、過去問だけでは対応できないところがあります。そういう面から、「学識」と「保安管理」は難しい試験と考え、対応が必要です。「法令」については、過去問を中心に取り組めば十分対応できます。

教材は、高圧ガス保安協会の出版物がかなり試験には有効なようです。中でも講習会に使われる「保安技術」のテキストからはよく出題されているようですので、高圧ガス保安協会が出版するこのテキストと過去問集は必ず購入してそろえたほうがいいと思います。
また、当然のことながら、一般的な化学の知識が必須の試験なので、自分の化学知識に不安のある方は、場合によっては高校・中学の化学の基礎から復習することも考えねばなりません。理由は、この試験が化学系の資格試験の中ではレベル高めの資格であるからです。
化学知識に不安がある方で、もう少し楽に資格取得したいと思われる方は「講習会ルート」がいいでしょう。試験問題のレベルは講習会の最終日の検定試験のほうが若干易しそうです。
資格の難易度に関して、よく「危険物取扱者資格」と比較されますが、高圧ガス製造保安責任者資格は、どのランクで比較しても、「危険物取扱者資格」よりは難易度は高い資格と思っていいでしょう。
高圧ガス製造保安責任者の資格取得者に対するニーズは高く、有資格者は昇給・昇格時に優遇される。

通信講座

高圧ガス製造保安責任者乙種 通信講座 

スクール

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オンライン学習

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教材

高圧ガス製造保安責任者

売れ筋教材

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問い合わせ先

高圧ガス保安協会   http://www.khk.or.jp/index.php
 TEL03-3436-6100(代表)
 〒105-8447 東京都港区虎ノ門4-3-13 ヒューリック神谷町ビル

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