資格名

建築コスト管理士

資格の種類民間資格
主催公益社団法人日本建築積算協会
資格の概要

「建築コスト管理士」は、平成18年4月に創設された資格で、建築生産過程の川上(企画・構想)から川下(維持・保全)に至る領域において、データや手法を駆使して各段階ごとにコストの透明性・信頼性・確実性を追及した機能・性能に見合ったコスト管理を行い、建築コストを管理・把握し、発注者や設計者等に対し提案・助言する業務を担います。すなわち、企画・構想から維持・保全、廃棄にいたる建築のライフサイクル全般に渡って、コストマネジメント業務に関する高度な専門知識及び技術を有する専門家のことです。

この資格に求められる知識としては、コスト情報収集・分析、広範囲な市場価格、発注戦略、調達戦略、フィジビリティースダディー、積算技法、施工技術・工期算定、LCC・VE及びFM・PM・CM概要、環境配慮、建築関連法規、IT活用など。原則として、建築積算士に求められる知識を包含します。また、求められる技術は、各フェーズに応じた工事費その他費用の算定と、コストプランニング・コストコントロール。
※資格登録の有効期間は5年間。
CPD(継続能力開発)制度の必要単位数を取得することで登録の更新ができます。

試験方式

筆記試験(学科と短文記述)のみで構成されています。
●学科試験
  ・試験時間/2時間30分 問題数/60問 
  ・問題形式/4肢択一
●短文記述試験
  ・試験時間/2時間 問題数/5問  
  ・問題形式/問題に対する解答を短文(200字以内)で記述
※論述試験は、論述テーマが示され、そのテーマに沿って所定の原稿用紙に記述します。その内容により合否が判定されます。
●面接試験 筆記試験を合格した方及び筆記試験を免除された方に限り受けることができます。 面接の内容 は、 建築コスト管理士に相応しい見識及び人格が問われます。 
※学科試験合格基準点を超えた者は、次年度から2 年間に限り学科試験の免除を受けられます。
※その他、筆記試験の免除について
建築関連業務を15年以上経験し、かつ建築コスト関連業務を10年以上経験しそのうち責任ある業務に4年以上の実務経験を有し、協会が実施しているBSI・コストスクールの「BSI・プロジェクトマネジャー」の称号を取得した者は、筆記試験が免除されます。

受験資格

次のいずれかに該当する方であれば、受験することができます。
1.建築積算資格者を取得後、更新登録を1回以上行い、かつ建築関連業務を10年以上経験し、そのうち、建築コスト関連業務において責任ある業務に2年以上の実務経験を有する者。
2.建築関連業務を10年以上経験し、そのうち建築コスト関連業務において責任ある業務を5年以上の経験を有し、かつ受験年齢が試験日当日で32歳以上の者。
(科目免除)
BSIJコストスクールのBSIJプロジェクトマネジャーの称号を取得した者で、建築関連業務を10年以上経験し、そのうち建築コスト関連業務において責任ある業務に5年の実務経験を有し、受験日当日に32歳以上である者は学科試験を免除されます。
※受験資格審査
受験者が申込フォームに記入した「建築関連業務」「コスト関連業務」「責任ある業務」についての実務経験に基づき審査されます。

試験科目

●学科試験
 ・出題範囲  建築生産過程における各段階の建築コスト管理に関する知識及び技術について
※建築コスト管理士ガイドブック全章、建築積算士ガイドブックのうち第6章~第8章、第10章を対象とする。
●短文記述試験  
 ・出題範囲  建築コストに関する知識及び技術について
※建築コスト管理士ガイドブック全章、建築積算士ガイドブックのうち第6章~第8章、第10章を対象とする。

スケジュール

●試験実施:毎年度10月下旬

2018年度建築コスト管理士試験日程  
・試験日:平成30年10月28日(日) 
・受験申請受付:平成30年6月1日(金)~9月7日(金)
・合格発表:平成30年12月14日(金) 

試験会場

札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・福岡・宮崎・沖縄(全国9都市9会場)

受験料

29,160円(消費税含む)
※過去2か年度の学科試験に合格し、短文試験のみ受験する場合は 16,200 円(税込)です。
※試験合格後の資格登録手数料:15,120 円(税込)

資格難易度

●難易度  
  「C」やや易
●合格率  
  平成29年度建築コスト管理士試験結果 ⇒ 詳細
   合格率 73.6% 受験者数 197名 合格者数 145名

※参考データ
・平成28年度建築コスト管理士試験結果 
  合格率 82.6% 受験者数 161名 合格者数 133名
・平成27年度建築コスト管理士試験結果 
  合格率 80.4% 受験者数 148名 合格者数 119名

受験対策&
資格の将来性

この資格試験は建築積算士と同じ日本建築積算協会が主催する試験で、コストの透明性や確実性を追求した経済設計を行い、発注者や設計者などに提案、助言する人材を認定する資格試験で平成18年に第1回がスタートしたまだ新しい資格試験です。平成22 年4 月時点の累計登録者数は1,391 名です。

試験のレベルは、 建築積算士の上位資格の位置づけで、豊富な経験と実績が必要とされる資格です。受験資格条件の関係もあり、合格者は50代が約半数を占めています。面接試験では、見識および人格を審査されます。資格取得できれば、建築コスト関連業務を行なう上で、大きな信頼に繋がります。
試験対策として、注意しなければならない点は、2010年度に新たに試験のためのガイドブックが刊行され、一層内容が充実し、明快となったことから、試験もそれに基づき内容が見直されることになっていますので、過去問題は参考になりませんので注が必要です。各支部にてガイドブックについての講習会が開講される予定になっています。
この分野は、資格を併用して、転職にチャレンジするというよりは、経験を積んで1つの資格のスペシャリストである方が転職に有利な傾向があります。経験年数がまだ浅い人は、すぐ転職を考えるよりも、できれば5年程度経験を積んでからの転職を考えた方がよいように思います。

通信講座

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スクール

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オンライン学習

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教材

建築コスト管理士

売れ筋教材

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問い合わせ先

社団法人日本建築積算協会本部事務局 http://www.bsij.or.jp/
問い合わせ先〒105-0014 東京都港区芝3-16-12 サンライズ三田ビル7階
電話03-3453-9591 FAX 03-3453-9597   
e‐mail hp@bsij.or.jp

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