資格名

IT検証技術者
試験名:IT検証技術者認定試験(IVEC)

資格の種類民間資格
主催IT検証産業協会(IVIA)
資格の概要

IT が必要不可欠となっている現代社会においては、製品が高機能・多機能で高品質になり、高信頼性を確保することが重要です。しかし、一方でそれに付随する複雑なソフトウェアの高度な検証を行える専門家が圧倒的に不足しているのが現状です。
テストを実行するテストエンジニア、設計や実行管理に携わるテスト設計者、プロジェクトマネージャなど、それぞれの役割と必要とされる知識・スキルを明確に して、公正なスキルレベルの評価基準で資格認定を行うことは、ハイレベルな検証技術者の育成・確保につながると期待されています。

「IT検証技術者認定試験(IVEC)」は、検証技術者の育成、検証スキルの明確化、検証技術者の地位向上などを目的とした認定試験で、実務スキルを重視しているのが特長です。
知識試験に合格した後、所定の実務トレーニングを終了することで認定資格が取得できます。
知識試験では試験区分が、エントリーレベル1、エントリーレベル2、ミドルレベル3ミドルレベル4の4種類あり、試験に合格すると合格証が、また実務トレーニングでは修了証が発行されます。

【IT検証技術者レベル】
・エントリーレベル
 (レベル1)テスト実行者:計画されたテストケースの実行と期待値確認、および期待値に対して異なる事象を検出し、不具合報告を実施できるスキルを確認します。
   (レベル2)テスト実行のとりまとめ:レベル1の「知識」「スキル」に加え、テスト実行の管理ができるスキルを確認します。
・ミドルレベル
 (レベル3)テスト実行からテスト設計への通過点:テスト基本設計書から、テスト実行が可能なテストケース、テスト手順書、テストデータ、期待値、テストスクリプト等を作成できるスキルを確認。
 (レベル4)テスト設計者:テスト計画やテストの要求から、テストのアプローチやテストの目的にあったテストの設計ができるスキルを確認します。

●実務トレーニング
実務トレーニングは、実務に即したトレーニング及び修了試験とで構成されています。トレーニングの日程や会場、料金等は、各認定機関によって異なりますので直接お問合せください。

・「実務トレーニング」では、ソフトウェアテストを実施する技術者にスキルと知識の習得が要求されます。スキルは、実際にプロジェクトで必要な能力、また知識は、実際のソフトウェアテストを想定して各レベルに必要な用語が体系化されています。このスキルと知識は、学ぶべきレベルを「認知」「引用」「実用」の3段階の習得レベルで定義されており、IVEC実務トレーニングでは「スキル」の確認を行ない、実際の現場で活用できる技術者としての認定を行います。
※受験項目は、IT検証技術者教育研修シラバス」に記載されている各習得レベルについて実施します。
※知識試験に合格していなくても、実務トレーニングを受験することは可能です。また、実務トレーニングでスキルを積んだ後、知識試験に挑戦することもできます。

◆IT検証技術者認定試験関連情報
・IT検証技術者認定試験が2018年春期試験より制度変更されます。-2018.3.16-
【IVEC新試験制度の概要】
   IT検証技術者認定試験
   IVEC試験概要

試験方式

●知識試験(ペーパー試験)と実務トレーニングから構成されています。
・エントリーレベル1,2  
   マークシート式 40問 4者択一/60分
・ミドルレベル3,4
        マークシート式 60問 4者択一/90分
※実務トレーニングは認定機関によって実施され、日程や会場は認定機関によって異なります。

受験資格

制限はありません。誰でも受験できます。

試験科目

試験の内容はシラバスで確認してください。
エントリーレベル シラバス(V.1.0.2) 
ミドルレベル シラバス(V.1.0.1)

スケジュール

・知識試験は1年に2回(5月と11月)春と秋に実施されます。

IVEC試験2018年春期日程  
(注)2018年春期試験より試験方式が変更されます。
知識試験と実務試験の2試験を、実務試験(記述式)中心の1試験へと試験形式が変更されます。それに伴い、試験日が2日から1日に短縮されます。

試験会場

5月:東京、名古屋、札幌、岩手の4会場を予定
11月:東京、名古屋、札幌、岩手、大阪、沖縄の6会場を予定

受験料

レベル1 19,440円(消費税込)
レベル2 21,600円(消費税込)
レベル3 24,840円(消費税込)
レベル4 24,840円(消費税込)

 

資格難易度

●難易度
   エントリーレベル  レベル2 「C」やや易
●合格率
   2017年 秋期IVEC試験結果 
   知識試験 合格率平均 44.0%
           (受験者合計数 209名 合格者数 92名)⇒詳細
   実務試験 合格率平均 33.9%
         (受験者合計数 295名 合格者数 100名)⇒詳細

※参考データ
・2016年 秋期IVEC試験 
知識試験 
   受験者合計数 292名 
   合格者数 186名 合格率 63.7%
実務試験 受験者合計数 289名 
   合格者数 112名 合格率 38.8%

受験対策&
資格の将来性

この試験の特徴は、学習のためのテキストや問題集などがほとんどないこと。従って、同様の試験の「JSTQB認定テスト技術者資格試験」用に発売されている問題集等で学習するか、この試験のシラバスで勉強するしかないのが実状です。ちなみに、両試験に大きな違いは、知識中心か実際の業務中心かの違いです。 

このIT検証技術者認定試験は知識試験の後、実務トレーニングがあり、試験の重点は具体的なテスト工程における実務進行の内容になっています。ただ、レベル1,2はある程度の基礎知識は必要ですが、基本的には初心者向けの試験なので、まじめにシラバス等で必要なところは丸暗記してでも勉強しておけば合格できるでしょう。
出題内容は、知識試験ではテストケースの設計から実行,プロジェクト管理などに必要な知識に関する問題がレベルに応じて出題されます。基礎知識がない人には、勉強で最初に立ちはだかるのは、やはり用語です。知識なしで、いきなりシラバスを読んでも意味不明なので、シラバスを理解できる土台をコツコツと作ることが、レベル1、2の合格対策になります。

IT検証技術者教育研修シラバスでは、テスト基本設計、テスト詳細設計の2つがテスト設計業務となります。これを IVEC実務トレーニングのレベルでいうと、テスト基本設計と設計チーム管理の実務力がレベル4、テスト詳細設計の実務力がレベル3となり、テスト設計業務で何をしていたかで、受験レベルが決まってきます。
実際の試験では、より具体的なテスト工程におけるインシデント管理やテストの進め方など、実務進行の内容がベースとなって出題されています。また実務トレーニングでは、教育研修シラバス(学習計画)に沿った実習・演習が中心となっています。
尚、知識試験と実務試験は役割が違うため、どちらを先に受けたほうがよいという順番は特に決まっていません。実務試験につ いては現場で身につけた実務力が判定されますので、経験がないと合格できない場合がありますが、知識試験は独学で学んだ知識でチャレンジすることが可能です。従って、実務力に自信がないなら、まずは知識試験から、自信があるならどちらからでも良い、と考えられます。
※2007年の第1回から過去8回の知識試験の受験者数は約2,750名で,うち約1,500名が合格し,その中の約330名が実務トレーニングの修了試験に合格しています。

(参考)
・国際的に実施されているISTQBの日本版がJSTQBです。JSTQBは知識試験の合格をもって受験レベルを認定しますが、IVECは知識試験と実務試験の両方の合格で受験レベルを認定します。従ってIVECは、より実際に近いレベルの認定が可能になっていると考えられます。

通信講座

日科技連の品質関係通信教育一覧

スクール

-

オンライン学習

-

教材

IT検証技術者認定試験

売れ筋教材

-

問い合わせ先

一般社団法人 IT検証産業協会      
TEL 03-3347-7021   infp@ivia.or.jp
〒160-0023東京都新宿区西新宿6-24-1 西新宿三井ビル14F 

スポンサーリンク