資格名

ガス主任技術者

資格の種類国家資格(必置資格) 
主催日本ガス機器検査協会(JIA)
資格の概要

「ガス主任技術者」は、一般家庭で使用される燃料ガスの製造から供給までの全過程に携わり、ガス工作物の保安・監督を行う際に必要な国家資格です。
ガス事業法第31条第1項の規定により、ガス事業者は、ガス主任技術者免状の交付を受けている者であって、 経済産業省令で定める実務経験を有する者のうちから、ガス主任技術者を選任し、事業場ごとにガス工作物の工事、 維持及び運用に関する保安の監督をさせなければならない、とされており、ガス工作物を扱う現場には欠かせない存在です。
この規定のとおり、ガス事業法によって、ガス事業場に必ず配置しなければならないのが「ガス主任技術者」の資格保有者です。

試験の種類は甲種、乙種、丙種の3種類あり、その種類に応じてガス工作物の工事、維持及び運用に関する保安の監督をすることができる範囲は、ガス事業法の規定により、次のとおりとなっています。
・甲種ガス主任技術者免状
  ガス工作物の工事、維持及び運用
・乙種ガス主任技術者免状
  最高使用圧力が中圧及び低圧のガス工作物並びに特定ガス発生設備等に係るガス工作物等の工事、維持及び運用
・丙種ガス主任技術者免状
  特定ガス発生設備に係るガス工作物の工事、維持及び運用

試験は、ガス工作物の工事、維持及び運用に関する保安に関して必要な知識及び技能について、毎年1回ガス主任技術者免状の種類毎に行われます。
※ガス主任技術者有資格者は各都道府県へ届け出をすれば、「特定第1種圧力容器取扱作業主任者免許」を無試験で取得することが可能です。
※試験合格後、免状の交付を受けるためには免状交付申請書を入手し申請します。免状の申請には「免状交付申請書」と、「交付手数料を振り込んだことを証明する書類(振込受付証明書等(コピー可)」「合格通知書の写し」が必要です。

試験方式

●試験方式:甲種・乙種・丙種共筆記試験(択一式、論述式)
●試験時間:4時間
 ・筆記試験(マークシート)/試験時間 120分
 1.法令(五肢択一):16問出題すべて解答
 2.基礎(五肢択一):15問出題中10問を選択し解答
 3.ガス技術(五肢択一):27問出題中20問を選択し解答
 ・論述(記述式)/試験時間 60分
 4.法令関連1問
 5.基礎(ガス技術関連)製造、供給、消費から3問出題中1問選択し解答
●合格基準
 1.マークシート問題及び論述問題の合計得点(300点満点)が180点以上であること。
 2.マークシート問題の法令科目(80点満点)の得点が25点以上であること。
 3.マークシート問題の基礎科目(50点満点)の得点が15点以上であること。
 4.マークシート問題のガス技術科目(100点満点)の得点が30点以上であること。
 5.論述問題(70点満点)の得点が20点以上であること。

受験資格

制限なし。誰でも受験できます。

試験科目

●試験科目の範囲
1.ガス事業関係法令(保安に関するものに限る。)
2.ガスに関する物理及び化学理論
3.ガス工作物の工事、維持及び運用に関する技術
4.ガス工作物の構造及び機能
5.ガスの成分分析及び熱量等の測定
6.ガス器具の構造及び機能

スケジュール

●試験実施:9月下旬/年1回
●合格発表:12月中旬
●申込期間:5月中旬~6月上旬頃
●受験手続:日本ガス機器検査協会宛てに行う。

平成30年度ガス主任技術者試験日程  
・試験日:平成30年9月30日(日) 
・受験申請受付:平成30年5月7日(月)~6月1日(金) 
・合格発表:平成30年12月21日(金) 

試験会場

北海道、宮城県、東京都、愛知県、富山県、大阪府、広島県、香川県、福岡県、沖縄県

受験料

12,700円(非課税)

資格難易度

●難易度   
  甲種 「B 上位」普通の上位  
  乙種 「B 」普通  
  丙種 「B 下位」普通の下
●合格率    
     平成29年度ガス主任技術者試験結果⇒詳細 
       甲種 受験者数2,943名 合格者数476名 合格率16.2%
   乙種 受験者数2,423名 合格者数399名 合格率16.5%
   丙種 受験者数2,808名 合格者数701名 合格率25.0%

※参考データ
・平成28年度ガス主任技術者試験結果
      甲種 受験者数3,080名 合格者数552名 合格率17.9%
  乙種 受験者数2,924名 合格者数501名 合格率17.1%
  丙種 受験者数2,938名 合格者数939名 合格率32.0%

受験対策&
資格の将来性

ガス主任技術者試験は甲種、乙種、丙種共に合格率の低い試験です。一番簡単とされる丙種でも合格率は2割程度しかありませんが難易度は「難関」レベルまではありません。しっかり学習すれば、十分届く範囲と考えていいと思います。
試験でのポイントは記述問題です、「法令」の場合では論述問題の法令でしょう。論述は法規に関しては定番が出ますが、保安に関しては結構マイナーなテーマでの出題もあります。ガスに関する法令や理論、技術などは出題範囲が幅広いため、主に過去問で的を絞って受験対策することが大切です。

受験者はガス事業所等に勤務してる人や、就職予定の方がほとんどであるように思いますが、ガス会社に勤務し、その中でステップアップを目指す方などには「ガス主任技術者」は必須の資格です。この資格を取得できれば、併せて国家資格の電気主任技術者やボイラー技士などを取得できれば、仕事の幅が大きく広がり、さまざまな業種への転職に有利になることは間違いありません。
受験者数がそれほど多くありませんが、安定度抜群のガス関連企業への就職や転職には有用な資格であると思われます。

通信講座


ガス主任技術者通信講座 

スクール

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オンライン学習

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教材

ガス主任技術者

売れ筋教材

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問い合わせ先

一般財団法人 日本ガス機器検査協会 ガス主任技術者試験センター
〒174-0051 東京都板橋区小豆沢4-1-10
電話:03-3960-0159   日本ガス機器検査協会(JIA)
商務流通保安グループ 保安課 ガス安全室
電話:03-3501-4032(直通)、内線:4931

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