ディジタル技術検定


資格名 ディジタル技術検定試験 
 資格の種類 公的資格     主催 財団法人 実務技能検定協会   ※文部科学省後援認可
資格の概要  ディジタル技術検定は、情報処理と制御に関する技能を評価する文部科学省後援認可の試験です。
平成元年に「A・R(ラジオ・音響技能)検定」からコンピュータ系の技術を独立させたものが「ディジタル技術検定」です。長い歴史を有する技術系検定のため、メーカーや工業系学校における知名度・信頼性が高い検定と言えます。
試験では、情報処理や制御に共通する基礎知識と、情報部門ではプログラム開発など情報処理や情報通信に関する専門知識、そして制御部門では論理回路、計測、制御理論、計算機の知識から制御システムの設計や運用に関する知識などが問われます。本試験の受験級は、1〜4級で、1〜2級には情報部門と制御部門が設けられています。
下位から上位のクラスに段階を追って受験級を高めていくことで、包括的なディジタル技術の知識が養われるようになっています。対象は中高生からエキスパートまで、スキルに合わせて挑戦できる資格です。
試験方式  ・2級〜5級  筆記試験(マークシートによる多肢選択方式)
・1級      筆記試験、記述式
※各級とも合格基準は60点となっています。
受験資格  各級とも学歴、年齢、性別、実務経験などに一切制限はありません
 試験科目 ・1級情報部門(試験時間120分)
@情報処理システムに必要な情報処理理論・情報通信理論、A計算機・計算機関連機器の構造、
Bマンマシンインターフェース知識、プログラ ム作成、Cシステムプログラム・応用パッケージの適用領域知識 、
Dソフトウェア生産管理・システム構成論、Eネットワークの設計・選定、F情報処理システムの導入・運用
・1級制御部門(試験時間120分)
@回路理論・アナログ電子回路、A論理設計理論・自動制御理論、B通信システム、C計測・制御機器、D計算機・計算機関連機器、Eハード ウェア対応のプログラム作成、F制御システム設計・運用、G計算機応用機器概要
・2級情報部門(試験時間90分)
@情報処理理論・情報通信理論の知識、Aファイル設計・データ構造の基本知識、B計算機本体装置知識、C計算機周辺機器知識、D計測・制御ソフト ウェア知識、E数値解析手法原理、Fプログラミングの設計、試験・運用、Gシステム構成のソフト知識
・2級制御部門(試験時間90分)
@電子素子・電子回路知識、Aアナログ・ディジタル変換知識、B論理設計知識、論理回路設計、C計測・制御機器知識、D計算機・計算機関 連機器、E補助記憶装置・入出力装置知識、Fソフトウェア知識、Gディジタル応用機器概要
・3級(試験時間60分)
@電子部品・電気回路の基礎知識、Aアナログ・ディジタル変換知識、B2進数、10進数、16進数の演算・相互変換、C論理回路知識、D 計測・制御機器・素子の知識、E計算機の構成・制御の知識、Fソフトウェア知識、Gコンピュータの利用方法
・4級(試験時間60分)
@理科・技術の知識、Aアナログ・ディジタル知識、B2進数の演算、Cディジタル論理素子知識、D電気・物理変換の原理的な知識、E計算 機の構成・制御の知識、Fソフトウェア用語、G計算機応用機器の操作
・5級(試験時間45分)
@コンピュータの基本知識、Aソフトウェア知識、Bコンピュータ応用知識
スケジュール  ・試験日:【5〜2級】年2回  6月第4日曜日 11月第4日曜日    【1級】年1回 11月第4日曜日
・申込期間:【5〜2級】4月下旬〜5月下旬 9月下旬〜10月下旬  【1級】9月下旬〜10月下旬


平成29年第54回ディジタル技術検定試験日程 
・試験日:平成29年6月25日(日) 
・受験申請受付:平成29年4月25日(火)〜5月25日(木)
  実施級  2級(情報・制御)・3級・4級
試験会場  ・本会場:一般の方が受験できるオープン会場で、試験実施毎に設定されます。  本会場一覧
(北海道、宮城、山形、福島、東京、山梨、静岡、愛知、滋賀、京都、大阪、兵庫、広島、山口、香川、愛媛、福岡、長崎、鹿児島 ほか)
受験料  1級(情報・制御)各6,500円  2級(情報・制御)各5,000円  3級4,000円  4級3,000円  5級2,000円
資格 難易度  ・難易度 1級 「A」 難関   2級 「B」普通
・合格率 平成28年度(第53回)デジタル技術検定試験結果 ⇒ 詳細
 試験種  受験者数(名) 合格者数(名)  合格率(%) 
 1級情報 38   15.8
 1級制御 60   15.0
 2級情報 226  135   59.7
 2級制御 339  236   69.6
 3級 332  268   80.7
 4級 215  171   79.5


※参考データ
・平成27年度(第51回)デジタル技術検定試験結果 
     1級 情報21.0% 制御27% 2級 情報60% 制御63% 3級 70%  4級 79%
・平成27年度(第50回)デジタル技術検定試験結果 
      2級 情報36.7% 制御35.4% 3級 85.9%  4級 73.4% 
・平成26年度(第49回)試験結果 
      1級 情報30.0% 制御15.9%
      2級 情報39.7% 制御25.7% 3級 65.5%  4級 88.2%  5級 93.3% 
 受験対策
  &
資格の将来性
  
広告業界のデザイン系の資格である「デジタル技能検定」という民間資格とよく間違われることがありますが、この検定は公的資格で、約20年以上前から「ラジオ音響技能検定」として行なわれており、その検定から独立した検定試験が、この「ディジタル技術検定試験」です。従って、長い歴史があるため、特に工業系の学校や企業には知名度・信用度ともに高い評価を得ている検定試験です。
レベルは1級から4級まであり、1級と2級には、制御と情報があります。いずれも論理的知識、実務などのテストがあり、高度な専門的技術者に対応しています。受験生も中学・高校程度から社会で実務に携わっている技術者まで、広い範囲にわたっています。
1級以外はそれほど難易度も高くないので、他の基本情報処理技術者、UMLモデリング技能認定試験、JAVAプログラミング能力検定などの関連資格を併せて取得するとさらに知識が生かされるでしょう。
試験内容は、情報処理や制御に共通な基礎知識、論理回路、計測、制御理論の他、計算機のハードウェア、ソフトウェアなどであり、コンピュータの仕組みやコンピュータ制御など、主に製造にかかわるハード系の知識が問われる試験です。

2級以上、できれば1級を取得すると、情報処理や制御の専門家とみなされ、コンピューター開発・設計・保守、システムエンジニア、OA機器・家電・電子機器の設計や製造などの分野で活躍できる即戦力を持つといえます。
コンピュータ製造に従事している人、またこれからめざす人な ど、 エンジニア志望の方やコンピューター製造に携わりたいと考えている方などにはとても有力な資格です。知名度も高く、受験を推奨している大手企業も多いので取得しておけば就転職の際には役立つと思われます。

1級制御部門の試験では、情報処理システムに必要な情報処理理論・情報通信理論への精通、ハードウェアに関する知識やプログ ラム技術などの能力が問われます。
1級情報部門の試験では、情報処理や情報通信理論 の理解、プログラムの知識、ソフトウェア生産管理およびシステム構成の方法論、ネットワークの設計などが問われます。また、1級では数学的知識を要する問題が出題されます。1級の難易度は高く、合格者0人という時があるほど。合格者は相当の実力を備えている技術者といえます。

2級の情報では、情報処理理論・情報通信理論の知識が問われ、ファイル設計およびデータ構造に関する基本知識や計算機本体装置に関する知識、高級言語によるプロ グラミングの設計、試験および運用が可能かなどの知識が必要です。
2級の制御は、電子素子および電子回路、アナログ・デジタル変換、論理設計などが中心になります。他には、システムを働かせるソフトウェアの理解やデジタル応用機器についてなどが問われます。
2級以上の試験では、制御は主にハードウェアが、情報はソフトウェアが中心になっているようです。

試験対策としては、主要関係団体の発行するテキストや参考書を利用して、独学でチャレンジされる方が多いようです。この試験の難点は、テキストが市販されていないこと。特に1級、2級制御部門のテキストは本屋に売っていません。級別に編集された模擬問題解説集や過去問題&解説集などが技検教育センターで販売されていますので、これを利用するしかないというのが実状です。
資格取得後は、メーカー、アウトソーシング・技術者派遣型企業などにて技術職として活躍が期待できますが、1級以下のレベルでは就職が難しいのが現実です。ディジタル技術検定を就職で活かすためには、情報処理国家資格やベンダー、ベンダーニュートラルなどの情報処理資格を合わせて取得することがベストな方向でしょう。
尚、技術者を目指すのであれば、学生のうちに資格を取得しておけば差がつくので非常に有利です。
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教材
問い合わせ先  公益財団法人 国際文化カレッジ ディジタル技術検定部   http://digital-kentei.com/
〒169-0075 東京都新宿区高田馬場4-2-38
   直通 TEL : 03-3361-1541 FAX : 03-3361-3320
 

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