C言語プログラミング能力認定試験

資格名 -       C-Language Programming Skills Qualification Test
 資格の種類 民間資格           主催  (株)サーティファイ 情報処理能力認定委員会
資格の概要  「C言語プログラミング能力認定試験」では、C言語を用いたプログラミング能力が認定されます。C言語は普及率も高く、プログラマやシステムエンジニアにとっては押さえておくべき言語の一つとして認知されています。

UNIXの開発言語であるC言語は記述の自由度が高く、互換性にもすぐれたプログラミング言語です。この言語を駆使して簡潔で効果的な応用プログラム(言語処理系、ユーティリティなど)の作成する能力を測定する目的で設立された資格試験がC言語プログラミング能力認定試験です。現場での実践力を養うことができるため、プログラマを目指す多くの方がこの資格の取得を目指しています。

受験級は、1級、2級、3級にレベル分けされています。。この試験の受験対象者は、3級はプログラミングを学びたい方、2級はプログラミングをして1年から数年程度の経験のある方、1級はプログラマやシステム・エンジニアとして仕事をされている方を主な対象にしています。

  <資格の認定基準>
・1級
C言語を駆使し、応用プログラム(言語処理系、ユーティリティなど)が作成できる能力を有する。また使用しているOSについて理解をしている。
・2級
小規模のプログラム(500行程度)が適切に(理路整然、簡潔、正しく、速く)書ける。また各種基本アルゴリズムを理解している。
・3級
C言語の概念を理解し、簡単なプログラムが書ける。
試験方式  ・出題形式
1級 実技試験
(パソコン使用)
・事前に公開しているテーマプログラム(1,500行程度)に対する仕様変更、仕様追加に対応したプログラム作成(コーディング・入力・コンパイル・デバッグを含む)、および変更仕様書の作成を行う。(テーマプログラムは1級過去問題集にも収録)   テーマプログラム

※1級テーマプログラムの改定について
平成22年度の認定試験より1級テーマプログラムをモジュール化した
2問必須
2級   筆記試験
・多肢選択解答形式
・マークシート形式
C言語プログラミングに必要なプログラミング知識・技能を出題範囲に従って出題(プログラムの空欄を補完する問題を含む) テーマ別大問8問程度必須
3級 テーマ別大問6問程度必須

・試験時間
   1級 150分  ・2級 90分  ・3級 60分
・合格基準
   全級 得点率が60%以上
受験資格  ・学歴・年齢等制限はありません。
 試験科目 ・1級(1級は実技試験のみ)
テーマプログラムに対する仕様変更・追加等のプログラム作成 (変更仕様書作成含む)
・2級(2・3級は筆記試験のみ)
@定数、A演算子、B宣言指定子、C変数、D外部定義、Eプリプロセッサ機能、Fライブラリ関数、Gその他
・3級
@定数、A演算子、B型指定子、C変数、D基本制御文、Eプリプロセッサ機能、Fライブラリ関数、Gその他
スケジュール  ・試験日:【3級】毎年6月下旬と9月下旬、翌年1月下旬の年3回実施
      【2級】6月下旬と翌年1月下旬の年2回実施
      【1級】6月下旬 年1回
・申込期間:試験の3週間前まで
・試験結果:試験終了後、1ヶ月を目処に本人宛に受験結果が送付されます。
※平成27年度C言語プログラミング能力認定試験日程
 級  試験日
 1級  H27年6月21日(日)
H28年1月24日(日)
 2級  H27年6月21日(日)
H28年1月24日(日)
 3級  H27年6月21日(日)
H27年9月6日(日)
H28年1月24日(日)
試験会場  公開試験の受験を希望の方は、「公開試験会場」ページを参照。 札幌、東京、名古屋、大阪、福岡
受験料  ・1級 7,600円(税込)  ・2級 6,200円(税込)  ・3級 5,100円(税込)

※受験申込方法に関して
  個人受験される方はこちらを参照ください。
  団体受験の申込みは2通りの方法があります ⇒詳細
資格 難易度  ・難易度  「B」普通
・合格率  合格率:平成27年度C言語プログラミング能力認定試験 平均合格率 66.9%
       累計受験者数:149,204名(平成27年3月31日)

※参考データ
・平成26年度C言語プログラミング能力認定試験 平均合格率 62.1%  
・平成25年度C言語プログラミング能力認定試験 平均合格率 61.1%  
   累計受験者数:143,046名(平成26年3月31日)
・ 平成24年度C言語プログラミング能力認定試験 平均合格率 59.6%  
   累計受験者数:136,671名(平成25年3月31日)
  受験対策
 &
資格の将来性
この試験は、IT業界で活躍するための登竜門的資格と言えます。コンスタントな人気を誇る資格で、プログラマやSEとしての能力証明に役立つ資格と言えます。
試験の内容は、C言語の基礎を問うものですが、ただC言語の知識を問うのではなく、実際にプログラミングするためのスキルを問う内容の方が主になっており、これからC言語を覚えようとしている方、あるいはC言語の理解を深めようとしている方には最適な試験です。

・3級試験
ペーパーテストの選択問題です。C言語を学び始める段階の試験で、初歩的・基本的なC言語プログラミングの能力が試されます。intやcharなどの型やprintfやscanfなどの関数を用いた問題で、簡単な内容のソースの穴埋め問題が出題されます。 C言語の入門レベルが理解できれば問題はありません。
3級試験は、さらに2級、1級へとステップアップしていくための最初の試験であるという認識を持ってください。

・2級試験
ペーパーテストの選択問題です。試験範囲も、条件演算子、代入演算子などの演算子と入出力関数や文字列操作関数などの内容も、3級と比べるとさらにレベルアップした内容になります。 また、問題自身も3級よりも複雑な穴埋め問題などが出題されます。2級も合格すれば、もちろん能力認定された証にはなりますが、プログラマやシステム・エンジニアとして知識やスキルを必要とされるレベルではありません。1人前のプログラマやシステム・エンジニアになるには1級が必要です。 



・1級試験
実務試験になります。あるテーマプログラムに対する仕様変更や仕様追加したりするプログラムを作成します。 その作成したプログラムを第3者にもわかりやすくするために変更仕様書の作成をするという内容です。
1級では言語処理系やユーティリティなど応用プログラムを作成できること、また使用するOSへの理解も必要になります。試験では、実際の実務に関わる内容が出題されます。そのため、実務を経験していない学生にとって1級を取得するのは、かなりハードルが高くなります。 1級合格者は、即実務に就くことができると判断されるため評価も高くなります。
勉強方法としては、C言語で行うプログラミングの勉強をすることです。一方で、いくつもプログラムを作ることによって、プログラミングの経験を積みながら、試験の問題集を繰り返し解くという方法が良いと思います。

【受験対策】
受験対策は、IT系スクールや専門学校の資格対策講座に参加するのが一般的です。C言語に関する基礎知識がある場合は、認定試験を主催するサーティファイがホームページ上で紹介している公式問題集や推薦書籍を購入して学ぶのもいいでしょう。C言語以外にJavaなどのスキルがあれば、2級あたりまでは過去問で訓練しておけば比較的楽にいけるはずです。受験勉強では、必要なところは必ず実機で確認するようにしておくことです。

(参考)
・累計受験者数:154,962名(平成28年3月31日)
・学習時間の目安(情報処理能力委員会HPに記載データ)
  1級 70時間  2級100時間  3級 110時間
※3級の学習時間は、初学者の方が要する学習時間の目安であり、2級の学習時間は、3級取得後に要する概ねの学習時間の目安、1級は2級取得後の時間としています。

◆チョット一言
基幹業務用のサーバとして多くの企業が採用しているOSのUNIXを開発する目的で作られたのがC言語です。考え方やアルゴリズムがC言語と共通しているプログラミング言語は多数ありますので、資格の勉強を通じてC言語を体系的に学んでおけば、大変役立ちます。またプログラマとして将来もステップアップしていくためにも最適な資格のひとつといえるでしょう。欲を言えば、C言語以外にJava、VisualBasicといった他のプログラム言語に関する資格を取得できれば、技術力の高いプログラマと認知され、高収入の可能性も高まります。
単に就職や転職目的で履歴書に記載するのならば、できれば2級以上が欲しいところです。 ただ、将来IT関連の仕事に就くためというのならば、この試験の受験はスキルアップの一歩と考えて、次にもっと範囲の広い知識の必要な資格を受ける方が、後々活躍できる分野が広がり、良い結果つながると思います。
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教材
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