資格名

CIW
※ Certified Internet Web Professionalの略 

資格の種類

国際資格

主催者

CIW 日本支部「CIW-Japan」

資格試験の概要

CIW( Certified Internet Web Professional)は、 インターネット技術者のための特定のベンダーに依存しない中立的な世界共通の国際IT資格、インターネットとウェブ標準のスキルを、職種ごとの区分で認定する国際資格です。
試験ではインターネットとWebに関する知識・技術の理解度を問い、そのレベルを測定し、世界において証明する試験です。主に情報サービスおよびウェブビジネス業界で働く人のための資格で、自分が備えている情報技術(IT)やウェブ標準に関する能力を国際的に通用する認定証により、客観的に示すことができます。
1998年1月に米国で最初の資格認定がスタートし、日本では2001年6月から認定が始まりました。現在では、世界主要70ヵ国以上で認定が行われており、約20万人の合格者を輩出しています。

CIWは基礎、セキュリティ、ウェブデザイン、ウェブ開発の4分野に分かれており、職種別・レベル別に構成された計16の認定資格があります(11の職種資格と5つの総合資格)。また、CIWのコンセプトに基づき、単なる資格試験だけではなく、資格で認定される標準スキルの範囲・内容を身に付けるための公式学習コースも、あわせて提供されているとことが特徴です。各カリキュラムではIT技術を体系的学習でき、専門的なIT技術を身につけることも、またそれぞれの段階でのレベルの証明を示すことも可能です。

【CIW資格リスト 職種資格 11種類】
・CIW ウェブファンデーション・アソシエイト資格(初級レベル)
・CIW インターネットビジネス・アソシエイト資格(初級レベル)
・CIW サイト制作・アソシエイト資格(初級レベル)
・CIW ネットワーク技術・アソシエイト資格(初級レベル)
・CIW ウェブセキュリティ・アソシエイト資格(初級レベル)
・CIW ウェブデザイン・スペシャリスト資格(中級レベル)
・CIW eコマース・スペシャリスト資格(中級レベル)
・CIW HTML5 & CSS3・スペシャリスト資格(中級レベル)
・CIW JavaScript・スペシャリスト資格(中級レベル)
・CIW データベース設計・スペシャリスト資格(中級レベル)
・CIW Perl・スペシャリスト資格(中級レベル)

【総合資格 5種類】
総合資格とは、複数のCIW資格を取得した時点で自動的に認定される資格、又は特別の分野に関して認定される資格です。次の5資格があります。
1.ウェブファンデーション・アソシエイト
インターネットを利用する人のための基礎知識・スキルを確認する資格。インターネットビジネス分野、ネットワーク分野、Webサイト制作分野の3つから構成され、CIW資格の中で最も基礎的で取得者が多い資格です。
試験のコースは3コースあります。
・CIW Internet Business Associate(ITビジネスの基礎)  
・CIW Site Development Associate(Webサイト制作の基礎)  
・CIW Network Technology Associate(ネットワークの基礎)
2.ウェブデザイン・プロフェッショナル
CIW2資格を取得することによりウェブデザインに必要なスキルと知識を習得したという証として授与されます。
・CIW ウェブデザイン・スペシャリスト  
・CIW eコマース・スペシャリスト
3.ウェブセキュリティ・スペシャリスト
CIWウェブセキュリティ・アソシエイト資格に加えて、さらにセキュリティ関連資格(他団体の資格も含む)を1つ取得すると、ウェブセキュリティ・スペシャリスト資格に認定されます。
4.ウェブセキュリティ・プロフェッショナル
ウェブセキュリティ・アソシエイト、ウェブセキュリティ・スペシャリストの2つの資格を取得し、さらにセキュリティ関連資格(他団体の資格も含む)を1つ取得することで認定される資格。
5.CIWインストラクタ資格
この資格の取得者は「CIW認定インストラクタ(CIW-CI)」と呼ばれます。CIWの公式カリキュラムに沿って講義を実施する場合には、CIWインストラクタ資格を取得することが必要です。
※CIWファンデーション試験に合格するとCIWアソシエイト資格が取得できます。CIWアソシエイト資格の認定証を入手するには「資格同意書」の提出が必要です。

<試験の対象者>
・CIW Web Foundations Assoicate 資格の取得を目指す方
・日常業務でインターネットを使用する、すべての方
・また、インターネットに関する業務を目指されるすべての学生
・CIWのその他資格の受験を検討されている方など

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合格率・資格難易度

●難易度
 CIW Web Associate Foundations    「C」      やや易 
   CIW JavaScript スペシャリスト     「A-下」    難関の下位 
 その他のFoundations以外の試験     「A-下」難関の下位~「B」普通 

【資格の難易度レベル】
・CIW JavaScript スペシャリストの難易度レベル
CIW JavaScript スペシャリストの資格を取得した人は、JavaScriptに詳しい一人前のフロントエンドエンジニアであると言えます。ただ、日本語で試験は実施されておらず、英語で出題されるため、英語力も必要な試験でJavaScriptの国際標準と言える資格です。JavaScriptをある程度以上扱った経験がないと合格は難しいレベルの試験です。レベルは中級から上級に相当します。
・CIW Web Associate Foundations試験の難易度レベル
この試験はある程度の知識は必要な初心者向け試験と考えてよいでしょう。実務経験があり、基礎知識をある程度持っているなら、独学で3週間ほど集中して勉強すれば合格できるレベルと考えます。全体的に基本的な事を問う試験なので、「直前必修問題集 試験番号 CIWファンデーション (Test success)」などのテキストと演習問題でくり返し学習すれば初心者でも合格は可能です。

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●合格率 
  非公開     

受験対策・学習法ほか

CIW試験は合格率も非公開で取得した点数も受験者本人しか分からず、統計が取れませんので、正確な受験のためのポイント的なことは記載できませんが、CIWの代表的な試験について分かることだけを少し記載しておきますので参考にしてください。
【受験対策】
・CIW Web Foundations Associate
広範囲に基礎的な問題が出題されます。公式テキストを購入し、きちっと勉強しておけば合格レベルに達するはずです。他の情報処理技術者資格等を取得できる力があれば問題ないレベルです。
・CIW JavaScript Specialist 
JavaScriptのある程度の経験者なら、公式テキストでの学習で合格可能だと思います。問題数は多いですが出題範囲と出題傾向をつかむために、価格が高いですが公式テキスト活用は絶対必要です。また当然のことですが公式テキストで不明な点があれば、必ず実機で確認して理解を深めることが大切です。受験対策はCIW JavaScript Specialist 向けトレーニングや、Passexamの問題集を解くことを、公式ホームページで推奨しています。JavaScriptはプログラミング言語の中でも比較的取り組みやすいこともあり、プログラミングの経験がある人は独学でも問題ありません。独学では不安な人は、プログラミングスクールが主催する講座等を受講するのがいいでしょう。
・CIW Perl Specialist
比較的トレース問題や出力結果を問う出題が多いです。受験対策は、Perlについてひと通り学習出来るテキストを購入し、実際にコードを書く練習をしておくことです。あとはこれも価格が高いですが必ず公式テキストに取り組むことが大切です。



【CIW Associate資格について】
ITの基本的な知識を得たい、という方に最適な資格です。資格取得のためには、「CIWファンデーション」試験に合格しなければなりません。試験の内容は、インターネット技術やネットワーク技術、ウェブサイト作成と幅広く浅い基礎知識がメインとなっています。ネットワーク基礎知識があれば、少し勉強すれば取得できるでしょう。
CIWファンデーションは、研修の中で取得を薦める企業が多くなっていることもあり、事務職の受験者が多くなってきています。

資格の取得は、入門のCIWファンデーション から始まり、自分のスキルと経験に合わせて、より専門性の高いCIWセキュリティ・プロフェッショナルやCIWエンタープライズ・デベロッパなどへのステッ プアップができるよう構成されています。IBMやNEC、富士通といった大手企業が社内教育に採用している点からもビジネスシーンでの評価が高いのが分か ります。今大きく脚光を浴びている人気資格です。
偏りのないCIWの知識と技術を持っていることが証明できれば、就職・転職、昇給・昇格に大きく役立つでしょう。ネットワークサーバ管理者やインターネットアプリケーション開発者をめざすSEなどの個人をはじめ、インターネットに進出する企業の社員などが多く受験しています。

受験資格

制限なし。誰でも受験できます。

試験方式

●コンピュータによる配信方式(CBT方式)
   (試験名と試験時間と合格基準)
・CIW ウェブファンデーション・アソシエイト(90分/63%)
・CIW インターネットビジネス・アソシエイト(30/66.66)
・CIW サイト制作・アソシエイト(30/66.66)
・CIW ネットワーク技術・アソシエイト(30/66.66)
・CIW ウェブデザイン・スペシャリスト(75/70) 
・CIW eコマース・スペシャリスト(75/68)
・CIW HTML5 & CSS3・スペシャリスト(75/72.73)
・CIW JavaScript・スペシャリスト(75/75)
・CIW Perl・スペシャリスト(75/75)
・CIW データベース設計・スペシャリスト(90/75)
・CIW ウェブセキュリティ・アソシエイト(90/76)
※試験はピアソンVUEテストセンターにて受験できます。こちらのページから「試験予約」して申込ます。
※試験結果および合否については、CIW試験終了後すぐに確認できます。 また、試験結果は「スコアレポート」として配布されます。

試験科目

試験は公式テキストがカバーする範囲内から出題されます。
・Internet Business Associate
 情報技術とインターネット、Webブラウザ、Webとマルチメディアコンテンツ、データベースとWeb検索エンジン
 電子メール、サービスとツール、インターネットのセキュリティ、ITプロジェクト管理
・Site Development Associate
 Webサイト制作、マークアップ言語とサイトの基礎、XHTMLコーディング、罫線とグラフィックス要素
 ハイパーリンク、テーブル、Webフォーム、、画像の利用、フレーム、Webオーサリングツール、高度なWeb技術
 eコマース
・Network Technology Associate
 ネットワークの基本、TCP/IPアーキテクチャとインターネットアドレス、ネットワークサーバ 
 ネットワークセキュリティ、ハードウェアとOSの保守

 Web Associate Foundations 試験の出題項目と範囲
 (ITビジネスの基礎、Webサイト制作の基礎、ネットワークの基礎)

スケジュール

●随時実施(都合の良いときに受験予約する)
●結果と合否判定:試験終了後すぐに確認できます。また、試験結果は「スコアレポート」として配布されます。
※実際の受験予約や受験手順、キャンセル手続などはテストセンター(ピアソンVUEコールセンター)に直接確認ください。

試験会場

●CIW試験はピアソンVUEテストセンターにて受験できます。

【ピアソン VUE】
CIWの紹介ページから「試験予約」をクリックして、ログイン後の案内にしたがって予約します。尚、当日の受験手順は「試験当日の手続について」などのFAQにて確認できます。

受験料

●CIW全試験  15,000円(税抜)
 試験の申込み:テストセンター

問い合わせ先

CIW-Japan(株式会社CPジャパン内)  
 http://www.ciw-japan.com/index.html
 〒103-0007 東京都中央区日本橋浜町2丁目61-11 飯森ビル5階
 TEL03-5643-2488    info@ciw-japan.com
【試験に関しては下記へ】
ピアソンVUEコールセンター  
プロメトリック

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CIWセキュリティ・プロフェッショナル受験対策講座

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教材(過去問集)

直前必修問題集 試験番号1D0‐410 CIWファンデーション (Test success) 

教材(テキスト・参考書)

CIW資格試験教材一覧

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CIWファンデーション公式テキスト バージョン5 ネットワークの基礎
CIWファンデーション公式テキスト バージョン5 ITビジネスの基礎
CIWファンデーション公式テキスト バージョン5 WEBサイト制作の基礎

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