ビジネス中国語検定試験(BCT)


資格名 英語名 Business Chinese Test(BCT)  中国語記載名 「商務漢語考試」 
 資格の種類 中国政府の国家レベルの標準試験     主催 (試験作成・採点)中国教育部国家漢語国際普及指導グループ
資格の概要 
「ビジネス中国語検定試験」は、中国語を母国語としない人がビジネス活動をする上での中国語レベルを測定するために作られた、全世界で行われる国際レベルの標準試験であり、ビジネス活動における中国語のコミュニケーション能力を重点的に測定するものです。試験では「聞く・話す」能力に重点をおき、職場でのリアルなビジネスシーンで使えるよう工夫されています。実用性の高い言葉や社交シーンの内容を主体に、受験生のビジネス中国語応用能力を測定します。試験の種類は2015年からは「BCT-B」と「BCT-A(初級)」の2種類になります。

BCTは中国政府が実施するHSKや、青少年向け中国語検定試験YCTと並ぶ国際標準中国語試験であり、BCTは「中国語のTOEIC」と呼ばれています。
試験は、シンガポール、アメリカ、韓国、オーストラリア、欧州各国、アジア各国など世界の主要な国や中国国内でも実施されている。日本では、2007年から実施されています。

(注)
2015年からは現BCT(中上級)が「BCT-B」に変わります。2013年からの「BCT-A(初級)」と合わせ2種類になり、学習レベルにより選択受験ができます。
尚、母語が中国語ではない青少年の中国語能力を育成するため、2004年から「YCT」を世界的に実施しています。今般、BCTと合わせて「新YCT(青少年向け中国語検定試験)」として新たに改定されました。日本では29歳までの青少年が受験対象者になっています。
YCT(青少年向け中国語検定試験)の詳細はこちら
※日本では、これまで中国語の検定試験として、「HSK(漢語水平考試)」、「YCT(青少年漢語検定試験)」の他、民間ベースのものなど含めていくつかの試験がありますが、BCTが中国政府が実施する唯一の世界共通ビジネス中国語検定制度になっています。
試験方式  ●出題内容
出題内容
   BCT-A(初級) 「ヒアリング」、「読解」、「漢字を書く」の3項目
BCT-B(中上級) 「ヒアリング」、「読解」、「作文」の3項目

●出題方式 BCT-A(初級)
 試験項目 出題数  試験時間 
ヒアリング  30問  約20分 
読解  30問  約30分 
漢字を書く 10問  約10分 
合計 70問  60分
(1)ヒアリング(音声は全て問題ごとに2回繰り返されます。)
・第1部分(12問): 語句や短いフレーズが放送され、その内容が写真の内容と一致するかどうかを判断する。
・第2部分(10問): 短文が放送され、3枚の写真の中から内容と一致するものを選ぶ。
・第3部分(10問): 2人の会話とその会話の内容に関する問いが放送され、問いの答えとして、正しいものを3つの選択肢から選ぶ。、四肢択一式(10問)、穴埋め問題(8問)
(2)読解
・第1部分(10問): 前5問、文中の空所部分に、選択肢の中から適切なものを1つ選ぶ。
後5問、文中の空所5つ部分に、選択肢の中から適切なものを選ぶ。
・第2部分(20問): 3つの質問と3つの返答が与えられており、質問と返答の内容が対応するものを選ぶ。
(3)漢字を書く(10問)
文の意味を理解して、文中の空所に当てはまる漢字を書く。
●点数と評価
   ヒアリング  読解  漢字を書く  合計
 問題数  30問 30問  10問  70問
 満点  100点 100点  100点  300点 


●出題方式 BCT-B(中上級)
 試験項目 出題数  試験時間 
受験情報記入    5分
ヒアリング  第一部分  20問 50問 40分
第二部分  15問
第三部分  15問
    解答用紙に転記  5分
読解  第一部分  20問  40問 60分
第二部分  10問
第三部分  10問
作文 2問 40分
合計 92問  約150分
(1)ヒアリング:文や会話、スピーチを聞き、適切な解答を選択する問題など(但し、音声は1回のみとなります。)
(2)読解:適切な語句や文を選択する問題、質問に対する解答を選択する問題など。
(3)作文:文や図表を理解して、適切な作文を書く問題。
●点数と評価
   ヒアリング  読解  漢字を書く  合計
 問題数  50問 40問  2問  92問
 満点  100点 100点  100点  300点 

※試験結果
日本を含む世界各国で行われた試験の採点は中国で一括して行われます。
試験から約1カ月半後に成績書が発送されます。
※BCTの表示タイトル
 BCT初級  満点300点で評価、180点から合格証書
 BCT中上級  満点1000点で、従来通り点数の20%きざみにより、1〜5級で評価
受験資格  ・中国語を母語としない人なら誰でも受験できます。
 試験科目 BCT-A(初級):「ヒアリング」、「読解」、「漢字を書く」の3項目
BCT-B(中上級):「ヒアリング」、「読解」、「作文」の3項目
スケジュール  ・毎年4回 (4月、6月 8月 11月)行われます。 
※BCT-Aは4月と8月 BCT-Bは6月と11月の各2回開催
※申込期間は、1月、3月、5月、8月に各1ヵ月受け付けがあります。

2015年BCT試験(初・中上級)日程
試験会場  ・東京、大阪、名古屋、福岡、札幌(各会場で受験者が5名以下の場合は中止される場合があります)
受験料  ・BCT-A(初級): 4,000円(一般) 
・BCT-B(中上級): 4,000円(一般) 
※両方受験することもできます。

受験方法は、申込書を印刷し記入事項を書いて受験料を事務局の口座番号まで振り込みます。その際に発行される振込の証明用紙と顔写真(タテ4cm×ヨコ3cm)2枚を申込書に貼り事務局まで郵送します。試験約2週間前に受験票が送られてきますます。
※申込書はこちらからダウンロードできます。
難易度  ・難易度  BCT-B(中上級)201〜400点 「B」普通
・合格率  結果の合否判定はなく、 BCT初級は180点以上で合格、BCT中上級は1〜5級で評価
  試験のポイント

一口ガイド
BCTは、主にビジネス活動に関わる職業場所、日常生活、社交における中国語(北京語・普通話)応用力を評価する試
験であるため、実践能力、コミュニケーション能力を高めることが大きな特徴となっています。
また、試験のレベルは、中国語(北京語・普通話)を用いて最低限の日常的コミュニケーションが行える受験者を対象としている試験であるため、中国語初心者は知識中心の学習ではなく、実戦的な勉強の方法を取り入れてレベルアップしてからチャレンジした方がよいでしょう。

中国政府公認の中国語検定試験は、このBCTとHSK漢語水平考試、他には子供向けのYCTの3種類だけです。その中で、BCTは中国政府が実施する、中国語の“TOEIC”ともいわれる世界標準の中国語検定試験。
比較すれば、どの試験も主催が中国政府に属しているため、能力証明としては非常に役に立ちますが、ビジネスの場での能力証明に使えるというのは評価が高く、総合して考えれば、やはりオススメは「ビジネス中国語検定試験(BCT)」になります。
この試験は、比較的新しい試験であり、時代の流れとともに生まれた試験とも言えます。そのため、中国語学習者の約半分近くが「ビジネス中国語」の習得を希望していると言われています。

試験のレベルは最初は比較的易しいという傾向があるため分かりにくいが、「ヒアリング・読解」はHSKと比べるとやや易しい。全体の難易度はBCT2級で中国語検定試験2級や日本語文章能力検定1級と同じくらいの難易度でしょう。
ビジネスの現場で即通用するレベルだけに、2級でもかなりの勉強が必要です。しかし、ビジネスで活躍するレベルをめざすならBCT上級に挑戦したい。

大学生にとっては将来的には進学・就職活動に有利で、特に グローバル企業への就職には、きわめて有利になるでしょう。また、社会人にとっては、中国ビジネスの円滑化や社内昇進にもつながり、企業・政府・自治体関係者等にとってもBCTはスタッフ研修の目標や目安にもなるでしょう。
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教材 ビジネス中国語検定試験対策教材
問い合わせ先  日本BCT・YCT事務局(セリングビジョン株式会社)    http://www.bct-jp.com/
〒105-0003 東京都港区西新橋1-9-1 ブロドリー西新橋ビル8F  
TEL:03-3500-3958 FAX:03-5251-6020
 
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