資格名

文書デザイン検定

資格の種類

民間検定試験

主催者

日本情報処理検定協会(日検)

資格試験の概要

「文書デザイン検定試験」は、パソコンソフトを有効に活用し、文書デザイン能力を身につけることで、適切なデザインを持った文書を作成する能力を評価する検定試験です。主に、情報化社会の中でコンピュータ活用能力の向上を図ることを目的として創設された文部科学省が後援する試験です。試験は4級から1級までの4段階に分けられています。 

日本情報処理検定協会(日検)主催の検定試験は、文書デザイン検定以外にも各種あり、全国2,300校余の大学、短大、専門学校、高等学校、中学校、各種教室などの教育機関で活用されており、平成23年度も年間25万人を超える方が受験しました。 この文書デザイン検定試験も、高校・大学・専門学校・企業などで導入されている実績があります。
この検定試験は団体受験を原則としていますが、希望者は個人受験を受験することもできます。
  ⇒個人受験について

※平成23年度より、文書デザイン検定試験1級の出題方法が変更になりました。変更点の詳細はこちらを参照。
「文書デザイン検定」の詳しい試験要項 

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合格率・資格難易度

難易度
  「D」  易しい 

【資格の難易度レベル】
試験で必要になるスキルには、文字の入力やフォント、配置の変更などから、画像や表の挿入や図形描写などで、ビジネス文書の作成に必要な基本的スキルばかりですので、日頃パソコンを使ってビジネス文書を作っている方なら難易度はそれほど高くありません。日本情報処理検定協会の模擬問題集を活用して、実機を使って勉強すれば合格できます。ただ、試験時間が20分〜30分と短いのため、文字入力にはある程度タイピングができなければなりません。
よく似た名称の「ビジネス文書実務検定」という検定試験がありますが、実技の内容や質は違いますが、どちらの実技試験も基本的なスキルレベルの試験です。この種の資格を就職に生かしたい場合はMOS取得が一番です。
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●合格率
  非公開(1級から4級平均で75~80%の予想)


受験対策・学習法ほか

試験は全級共に実技試験。試験内容は文字の装飾や書体、図形、表など細かく指定された条件をすべて満たしつつ、例にある文章を参考に作成する形式で出題されます。もともとパソコン上のソフトウェアを用いて作成する文章のデザイン能力向上と、技術者の情報化社会への貢献を目的とした検定試験であり、業務で必要とされる文書形式に即対応できる能力がつくように構成されています。

受験対策は公式サイトに掲載されている過去問などを実機を使って実際に繰り返しやりながら勉強すれば十分合格できるレベルの試験です。勉強時間は20~30時間程度必要です。ただ、試験では文書デザインの中には、文字入力も含まれるため、これに時間かかると試験時間が短いため30分内でクリアできないことになります。タイピングが遅い人は、文字入力で時間がとられてしまうので、この点だけ注意が必要です。
この試験は、MOS合格後のスキルアップとして、また初心者の方で資格試験のチャレンジは初めてという方などにはオススメの試験です。

受験資格

・制限なし。誰でも受験できます。
※受験級も何級からでも受験が可能です

試験方式

・全級とも実技試験
 試験時間:4級:20分、 3級・2級・1級:30分
・合格基準
 試験時間内に処理条件の通りに処理が完成し、印刷された文書を100点満点とし、減点基準により採点し80点以上の答案が合格となります。
・出題基準/減点基準
※詳細はこちらを参照ください。

※実技試験
指示に対応できる機能を有するソフトを使用(使用機種やソフト、ソフトのバージョンは問わない)するが、画像データは日本情報処理検定協会が準備するものを使用。

試験科目

【4級】
・文字
・記号の入力
・フォントの変更(明朝、ゴシックなど) 
・フォントサイズの変更(ポイントの変更) 
・英数字の全半角 ・文字書体(太字、斜体など) 
・下線(一重線、二重線、点線、波線など) 
・文字の配置(左揃え、中央揃え、右揃え) 
・文字飾り(取り消し線、影付きなど) 
・囲み線 
・網かけ 
・図形描画(四角形、角丸四角形) 
・図形の配置(左揃え、中央揃え、右揃え) 
・図形内の文字入力(横書き) 
・印刷処理(ページ設定含む) 

【3級】
・4級基準を含む 
・文字の拡大・縮小 
・均等割り付け 
・画像の挿入(貼り付け) 
・画像の配置(左揃え、中央揃え、右揃え) 
・図形描画(楕円、吹き出し、ブロック矢印、額縁など) 
・表の挿入と配置

【2級】3級基準を含む
・フォントの変更(行書、楷書など) 
・文字の加工(ルビ、文字色など) 
・図形内の文字入力(縦書き) 
・図形の加工(線種、塗りつぶし、影、立体など) 
・図形の書式設定(レイアウト、順序など) 
・表の加工(線種、セルの結合、網かけなど)

【1級】2級基準を含む
・画像の加工(サイズ、レイアウトなど) 
・特殊文字 
・ドロップキャップ 
・その他応用  

スケジュール

・試験実施:年4回(7月第1、10月第2、12月第1、2月第3)各日曜日
・申込受付期間:
   ①5月下旬~6月上旬まで
   ②9月上旬~中旬まで
   ③10月下旬~11月中旬まで
   ④1月中旬~下旬
・合格発表:主催者側まで問い合わせ下さい(日本情報処理検定協会)

 令和5年度 第85回~88回文書デザイン検定試験日程

試験会場

●個人受験
北海道、青森、福島、東京、茨城、埼玉、静岡、愛知、三重、滋賀、京都、大阪、兵庫、広島、福岡、大分、宮崎、沖縄
個人受験対応校
(申し込みのあった各大学、各学校および教室が試験会場校 )
※試験は団体受験が原則となっています。個人受験を希望される方はこちらを参照ください。

受験料

・1級 3,300円(税込み)
・2級 2,800円
・3級 2,300円
・4級 1,800円

問い合わせ先

日本情報処理検定協会
http://www.goukaku.ne.jp/ 
〒461-0023
名古屋市東区徳川町1002番地
TEL:052-936-3817 FAX:052-936-5625

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