資格名

美術検定
※旧名称 アートナビゲーター検定

資格の種類民間検定試験
主催美術検定実行委員会
資格の概要

「美術検定」は、美術の知識・教養を高め、鑑賞力を養いつつ、積極的にアートにかかわる人を育成するプログラムとして行われていた「アートナビゲーター検定」が、2007年より「美術検定」という名称に変わって再スタートした試験です。
芸術家の意志を感じ取りながら作品の背景にある歴史を知るなど、美術の知識を深め鑑賞力を養うことで、美術への感動が広がり、美術でより豊かな人生を送りたい人々を応援する検定試験と言えます。 

・試験は1級から4級まで。
・受験者の人物像は、
  美術の知識や教養を高め、鑑賞力を養いたい方。  
  美術力を活かして、美術館やアートイベントの活動などに積極的に参加したい方。 
  美術と社会をつなぐパイオニアを目指す方などとしています。 
※合格者の呼称は、「美術検定3級」、「美術検定2級」、「美術検定1級・アートナビゲーター」になります。
※合格者には合格認定・資格証が交付されます。
※合格者の特典詳細 ⇒美術検定 合格特典

試験方式

●会場型による筆記試験方式
・4級 マークシート/50問 45分
・3級 マークシート/100問 60分
・2級 マークシート100問+穴埋め問題/ 90分  
・1級 記述式問題/ 90分
※2~4級マークシート問題に作品を観察し判断、思考する能力を問う知識・情報の活用問題が全体の約1~2割程度出題されます。
※合格の目安は、正答率約60~70%(受験者全体の解答率によって左右します)。
※1級は記述式問題が一定の基準に達すれば合格です。

受験資格

・2、3、4級は誰でも受験できます。
・1級は美術検定(もしくは旧アートナビゲーター)2級取得者のみ受験可能。 
※3・4級、2・3級の併願受験が可能です。(3つの級を連続しての受験および1級は併願受験ができません)

試験科目

出題範囲 ⇒詳細
●4級 西洋美術・日本美術の名作を知る。
(西洋美術・日本美術史の中から、代表的な作品や作家などについて問われます)
※主な出題範囲:中学レベルの歴史教科書に掲載の文化財および「この絵誰の絵?」 
●3級 美術の基本的な知識を理解、西洋美術・日本美術の歴史的な流れを理解する。
(西洋美術・日本美術史に登場する作品や作家だけでなく、美術の動向や形式、時代背景など、歴史的な流れについても問われます)
※主な出題範囲:「この絵誰の絵?」「美術検定公式テキスト」 
●2級 幅広い美術の知識および美術鑑賞の場の社会的役割や歴史などを理解する。
(西洋美術・日本美術史の基本的な知識を始め、建築工芸や技法、写真映像、現代美術、美術館など幅広い美術の知識がマークシート問題で問われます。また、社会と美術史、作品との関連を踏まえて、美術鑑賞の場の役割や機能、現状に関する知識が穴埋め問題で問われます)
※主な出題範囲:「この絵誰の絵?」「美術検定公式テキスト」「美術検定 美術館を知るキーワード」 
●1級 美術の知識を元に自分で解釈・思考し、明解に伝達できる。
(美術鑑賞の場の役割や機能、現状に関する知識が穴埋め問題で問われ、美術史と作品、それをとりまく社会に関する総合的知識を発展させた、より楽しい鑑賞のためのアイデアや、美術館やアートイベントの活動など、実践的な現場で求められる能力が記述式問題で問われます)
※主な出題範囲:「美術検定 美術館を知るキーワード」ほか

◆すべての級の出題範囲の典拠となる書籍は 「カラー版西洋美術史」「カラー版日本美術史」です。

スケジュール

●申込期間:6月初旬~10月初旬
●試験時期:11月
●合格発表:12月下旬
※個人受験の申込み方法は、主にインターネットによる申込みと、全国取扱書店、郵便局での申込みがあります。
※申込みができる書店⇒全国取扱書店一覧

2018年美術検定試験日程
・試験日:2018年11月11日(日)
・受験申請受付:2018年7月3日(火)~10月4日(木)
・合否通知:2018年12月下旬頃

試験会場

東京・大阪・札幌・名古屋・福岡
(1級受験は東京・大阪のみ)

受験料

・4級 3800円(税込)
・3級 5800円(税込)
・2級 7500円(税込)
・1級 9500円(税込)
※学生・団体割引(いずれも10%割引)による受験申込もあります。

資格難易度

●難易度  
  2級 「C」やや易 
 3・4級 「D」易しい
●合格率  
2016年度美術検定試験結果
・4級92.3% 
・3級74.4%  
・2級36.4% 
・1級14.6%

※参考データ
・2014年度美術検定試験結果
  4級91.5% 3級76.1%  
  2級37.4% 1級15.3%

受験対策&
資格の将来性

この検定試験の受験者は20代~40代の人が多く、女性の割合が7割~8割と高くなっていますが、上級になるにつ男性の割合が増えます。受験者には、自分の美術の知識を確認したいという人や、ライフワークとして美術を学ぼうとしている人が多いようです。
出題の傾向としては、4級では西洋・日本美術史から、代表的な作品や作家などについて問われる問題、 3級では作品や作家だけでなく、美術の動向や形式、時代背景など、歴史的な流れについても出題されています。
ここまでの試験では、多くの人が参考書を使用して独学でチャレンジしている場合が大半で、公式テキストなどの参考書籍で学習すれば、独学でも十分に合格は可能です。
基礎知識なしでも、4級で1ヶ月程度~、3級で3ヶ月程度~の学習時間があれば、合格ラインには入れます。美術史などの学習経験がある人や美術館にいつも通っている人ならば、それよりも短い期間での取得も可能でしょう。

2級になると、西洋・日本美術の歴史的な流れから、建築や技法、さまざまな形態の美術など幅広い美術の知識がマークシート問題で、また美術鑑賞の場の社会的役割や機能など、現状に関する知識が穴埋め問題で問われます。 レベル的には、美術を勉強した経験のある方や、いつも美術鑑賞されている方、すでに美術の活動等になんらかの形で関わられている方にお薦めできる試験です。出題内容は、西洋美術史と日本美術史が全体の8割を占め、公式テキストや過去問集で学習しても範囲を全部カバーし切れないので受験対策に工夫が必要です。
1級では、試験は論文が主体で、美術そのものの知識よりも美術館や美術鑑賞の社会的役割などが問われるようになります。
※公式サイトには模擬問題も掲載しています。

公立美術館122館が加盟する美術館連絡協議会が主催側に加わり現場が近くなったため、資格取得者は作品と鑑賞者をつなぐ担い手として、美術館・アートイベントのギャラリーガイド、サポーターや、展覧会の企画提案&アドバイス、美術関連機関のスタッフなどとして活躍できます。

※1級を取得し、アートナビゲーターの称号を獲得された方は、それぞれの地域の美術館でのボランティアやアートイベントのサポーター、あるいは仕事に美術の知識を生かし活動されています。
また、合格者の活動内容は美術検定オフィシャルブログでも紹介されています。 
※試験の合格者への特典に関しては、認定証発行後にボランティア・スタッフ募集、展覧会・イベント情報等が掲載されたメールマガジンの発行、美術出版社雑誌書籍の割引購入の優待があります。
1級取得者=アートナビゲーターへは、委員会ないし美術館連絡協議会主催の各種イベント等の企画参画も提供しています。

通信講座

美術アカデミーが主催する美術検定対策講座

スクール

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オンライン学習

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教材

美術検定

売れ筋教材

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問い合わせ先

・「美術検定」事務局 「美術検定」実行委員会   http://www.bijutsukentei.jp/index.html
101-8417 東京都千代田区神田神保町3-2-3 神保町プレイス9階  
(株)美術出版社内
TEL : 03-3234-0558 FAX : 03-3234-9451 
Email : info@bijutsukentei.jp
・受験に関する問い合わせ 
受験サポートセンター
TEL:03-5209-0553(平日10:00~17:00)
E-mail: help@cbt-s.com


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